映画「恋と嘘」舞台挨拶、森川葵「注目は男子2人への“ほっぺツン”」

「恋と嘘」完成披露試写会にて、左から北村匠海、森川葵、佐藤寛太。 (c)2017「恋と嘘」製作委員会 (c)ムサヲ/講談社

ムサヲ原作の実写映画「恋と嘘」の完成披露試写会が、本日9月6日に東京・イイノホールで行われ、キャストの森川葵、北村匠海(DISH//)、佐藤寛太(劇団EXILE)、監督の古澤健が登壇した。

「恋と嘘」は、国の政策によって自由恋愛が許されない近未来の日本を舞台とするラブストーリー。映画は原作マンガとは異なり、女1人と男2人の三角関係が描かれ、主人公・仁坂葵を森川、葵に思いを寄せる幼なじみ・司馬優翔を北村、国の“政府通知”によって決められた葵の結婚相手・高千穂蒼佑を佐藤が演じる。

本作が初共演となる3人。19歳の北村が、21歳の佐藤を「寛太が小学生のよう。先輩ですけど『寛太』って呼ばせてもらいますが」と紹介すると、それを聞いていた森川も大きく頷き、佐藤をいじり始める。また最初は佐藤に対し、クールな印象を持っていたと語る北村は「でも出会って3日目くらいで本性出してきて。そんな寛太君がいてくれたからこそ現場は明るく楽しかった」と話した。それを受け、佐藤は「実は3人一緒のシーンってあまりなかったんですよ。だから(3人でいるときは)いい空気感を作れたらいいなあって思っていたんです」と撮影を振り返った。

映画の見どころについて聞かれた森川は、「葵が男子2人に対して“ほっぺツン”をするシーンがあるんですけど、そのときの2人の表情がかわいいです!」とアピール。北村と佐藤が互いの顔を見合わせるなか、森川は「高千穂はクールな役どころだけど、(そのシーンでは)びっくりしてちょっと寛太が出ちゃってるのも注目です」と続けた。また古澤監督は「前半に葵ちゃんがデートするシーンで、小さい声で『ごめん』って言うのに編集しながら萌え死んだ。あの言い方は発明」と森川の演技を絶賛した。

イベントの後半では「国民の遺伝子を分析したうえで結婚相手を国が決める」という本作のストーリーにちなみ、観客の中からキャストの3人にふさわしい“最良の”相手を指名するコーナーに突入。スペシャルゲストとして登場したゲッターズ飯田が、事前アンケートを元に性別を問わずもっとも相性がよかった人をステージに呼び出し、会場を盛り上げた。

最後に森川が「私はこの映画の撮影期間中に、匠海くんと寛太くんという素敵なパートナーに出会いました。映画を観ていただき、皆さんも身近にいる大切な人の存在に気付いてもらいたいです」と語り、舞台挨拶は幕を下ろした。映画「恋と嘘」は10月14日から全国ロードショー。

(c)2017「恋と嘘」製作委員会 (c)ムサヲ/講談社