画業50周年バロン吉元が京都・高台寺で作品展、襖絵や掛け軸も公開

「バロン吉元 画俠展」ビジュアル

バロン吉元の画業50周年を記念した作品展「バロン吉元 画侠展」が、9月2日より京都・高台寺で開催される。

豊臣秀吉の妻・ねねが建立したことで知られる高台寺は、古くから日本画や掛軸、巻物などの文化財を公開してきた歴史ある場所。本イベントはバロン吉元が高台寺の執事長と以前から交流をもっていたことにより実現したもので、高台寺でマンガの展示が行われるのは今回が初めて。

「画侠展」ではデビュー当時のマンガ原稿から、今月完成したばかりの大型新作絵画まで、バロン吉本の代表的な作品を幅広く展示。さらにマンガと寺という新・旧の日本文化をつなぐ試みとして、オリジナルデザインの襖絵を公開するほか、最新の版画技術を用いた掛け軸、AiPとのコラボによる「漫画着物」などがお披露目される。

入場料は無料。会場では3月に発売された最新画集「バロン吉元 画侠伝」の販売も予定されている。

バロン吉元 画侠展

会期:2017年9月2日(土)~10月15日(日)
時間:9:00~17:30(17:00受付終了)
会場:高台寺
料金:無料 ※別途拝観料(大人600円、中高生250円)