人間の心の闇を覗く“サイフ男”と彼の記憶を綴る“ブログ女”、理央「青年Hの偏愛」
理央「青年Hの偏愛」の単行本が、本日11月25日に発売された。
「彼女の腕は掴めない」「絶望男子と中国娘」などで知られる理央が手がける同作は、SNS上で“サイフ男”と呼ばれている箱山基之を描くサスペンスドラマ。コンビニでバイトをしている箱山には、ある秘密があった。それは盗んだ財布の持ち主の情報を見ることできるという能力だった。就活に失敗してスリ行為に明け暮れる男、インディーズバンドの追っかけをする少女、訳ありの隣人夫婦……。箱山の記憶をもとにブログを書いている管理人・鬼怒田との奇妙な共犯関係と、人々の心の闇が描かれる。また購入特典として、アニメイトでは描き下ろしペーパー、電子書店では描き下ろしイラストが用意された。