女系家族に不思議な青年が新たな風吹かす、佐野未央子「わたしの家はフツー」1巻

「わたしの家はフツー」1巻

「日日べんとう」の佐野未央子による新作「わたしの家(うち)はフツー」の1巻が、本日11月25日に発売された。

officeYOU(集英社クリエイティブ)にて連載されている「わたしの家はフツー」は牧乃、彩乃、野乃の三姉妹と、母の文子、祖母の花世子、そして単身赴任中の父からなる柳家の日常を描く物語。花世子の認知症が進み、三姉妹や文子もそれぞれに仕事や学校があることから、家事代行サービス業者の青年・大河を雇うことになる。そして大河は、とある人物から「僕の大切な人たちを助けてあげて」と柳家について頼まれていたことを野乃に明かし……。不思議な雰囲気を醸し出す青年が柳家に新しい風を吹き込んでいく。