「天は赤い河のほとり」宝塚宙組が舞台化、来年3月から6月にかけて上演
篠原千絵「天は赤い河のほとり」が、宝塚歌劇宙組により舞台化されることが決定。2018年3月から6月にかけて、兵庫・宝塚大劇場、東京・東京宝塚劇場にて上演される。
1995年に少女コミック(小学館)にて連載を開始した「天は赤い河のほとり」は、現代日本に暮らす少女ユーリが、古代オリエントの強国・ヒッタイトにタイムスリップしたことから始まる古代史ロマン。カイル皇子との恋を軸に、戦いの女神イシュタルとしてオリエントの覇権争いに巻き込まれるユーリの波乱万丈な人生が描かれた。単行本累計発行部数は、電子版を含め1800万部を突破している人気作だ。舞台では次期トップスター・真風涼帆と、次期トップ娘役・星風まどかが主演を務め、小柳奈穂子が脚本・演出を手がける。
なお篠原は「天は赤い河のほとり」で描いた古代オリエントから約3000年後の同地域を舞台とした、「夢の雫、黄金の鳥籠」を姉系プチコミック(小学館)にて連載中。単行本は10巻まで刊行されている。
(c)篠原千絵/小学館