「翠星のガルガンティア」コンプリートBD-BOX発売決定、石川界人「僕の原点」

「翠星のガルガンティア」ビジュアル

「翠星のガルガンティア Complete Blu-ray BOX」が、2021年2月25日に発売される。

「翠星のガルガンティア」は2013年4月から6月にかけてTOKYO MXほかで放送されたオリジナルTVアニメ。監督を村田和也、シリーズ構成・脚本を虚淵玄、キャラクター原案を鳴子ハナハルが担当し、アニメーション制作はProduction I.Gが手がけた。「翠星のガルガンティア Complete Blu-ray BOX」はTVアニメ全13話に加え、OVA「廃墟船団」「まれびとの祭壇」「翠星のガルガンティア ~めぐる航路、遥か~」を収録。さらに谷村大四郎による小説作品「翠星のガルガンティア~遥か、邂逅の天地~」、ニュータイプエース(角川書店)に掲載された前日譚小説「宇宙(そら)からの訪問者」、書き下ろし小説も同梱。鳴子による描き下ろしマンガを掲載したビジュアルブック、過去に収録されたオーディオドラマ、サウンドトラックCDも収められ、1つで「翠星のガルガンティア」のすべてを楽しめる決定版となっている。なお、収納ボックスのイラストも鳴子の描き下ろし。アニメ公式サイトでは法人別購入特典も公開されている。

発売決定を記念し、主人公・レド役の石川界人とヒロイン・エイミー役の金元寿子からコメントが寄せられた。「翠星のガルガンティア」がTVアニメシリーズでの初主演作である石川は、「僕の原点だと思っています」と思い入れを見せつつも「贔屓目なしでも本当に心から楽しめる作品」と語り、「ただアニメを作っているのではなく、画面の向こう側にもう一つの世界が確かにありました。関わることができたことが奇跡のような作品です」と振り返っている。金元は「企画から10年という年に、ガルガンティアの世界をまた皆さんにお届けできるなんて! 沢山の方が愛してくださってとても嬉しいです」とメッセージを贈った。

石川界人(レド役)コメント

自身にとって「翠星のガルガンティア」とは

僕の原点だと思っています。
ただ、僕個人の人生での主観など関係なくこの作品は
最高のアニメーション作品だと思っています。
宇宙、地球、歴史、文化、様々な設定が折り重なって、
ただアニメを作っているのではなく、画面の向こう側にもう一つの世界が確かにありました。
関わることができたことが奇跡のような作品です。

一番思い出に残っているシーン

全てのシーンが思い出なのですが、強いてあげるのであれば
初めて地球語を喋ったときのシーンです。
アフレコの時のことも鮮明に思い出せるぐらい強く記憶に残っていて、
きっと初めて役になりきれた瞬間だったと思います。
また、最後のチェインバーは誰しもの記憶に残っていると思いますが、
個人的にはチェインバーとの甲板での本気の喧嘩のシーンが印象的でした。 

作品のファンへのメッセージ

レドを演じました、石川界人です。
この作品は僕がTVアニメシリーズで初めて主演を務めさせていただいた作品で非常に思い入れの深い作品です。
ただ、そう言った贔屓目なしでも本当に心から楽しめる作品だと思っています。
すべての設定考証が細かく、アニメで描かれていない部分でもたくさんの設定があって、
その上でこの世界が成り立っています。
この作品に触れて感じることができるのは「ガルガンティアはもう一つの現実なんだ」という感覚です。
それでは、またガルガンティアでお会いしましょう!

金元寿子(エイミー役)コメント

自身にとって「翠星のガルガンティア」とは

海の上を行く船団都市にロマンが詰まっていて、
そこに生きる人々の明るさや逞しさが眩しく、
心からこの世界で暮らしたいなと憧れました!
素晴らしい作品に関わることができ、自分の人生の中でも色濃く残っています。
またイベント等で様々な場所にもいかせていただき、その中で、
監督を始め制作に携わった方々のクリエイティブなお話を聞く機会もあり、
この作品の奥深さをファンの皆さんと一緒に知っていけたことも貴重な経験でした。

一番思い出に残っているシーン

6話の謝肉祭の回が印象に残っています。
レドとチェインバーが仕事を頑張りながら船の人達と打ち解けていく様子が
ほっこりしますし、船団のお祭りの活気ある雰囲気も好きです。
そして、踊り子の衣装が可愛かったです!
レドとエイミーが見た夜の星空の綺麗さや神秘的な音楽など、
凄く美しいシーンにも引き込まれました。

作品のファンへのメッセージ

企画から10年という年に、ガルガンティアの世界をまた皆さんにお届けできるなんて!
沢山の方が愛してくださってとても嬉しいです。
そして長く応援していただきありがとうございます!ぜひ一緒に楽しんでいただけると嬉しいです!

(c)オケアノス/「翠星のガルガンティア」製作委員会