オカルト好き岡本信彦が事故物件エピソード披露、「水晶が霊現象と戦ってくれた」

イベントの様子。左から浪川大輔、岡本信彦。

浪川大輔がMCを務めるライブ配信番組「ムー×ミクサ ミステリー調査班 MMMR」の第2回が、去る10月13日に配信された。

「ムー×ミクサ ミステリー調査班 MMMR」は超常現象専門誌・ムー(ワン・パブリッシング)と、“LIVE”にスポットを当てさまざまなエンタテインメントコンテンツを展開する池袋の施設・Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)によるコラボ番組。MMMR(ムー×ミクサ ミステリー調査班)と称した出演者たちが、UFO、都市伝説、事故物件、心霊写真、廃墟など、毎回異なるテーマでトークを交わすほか、さまざまな謎を徹底的に検証していく。番組は毎月1回、Mixalive TOKYOから生配信。アシスタントMCを女性アイドルグループ・BLACKNAZARENEの村田実果子が務め、ムーの三上丈晴編集長がレギュラー出演している。

第2回で取り上げられたテーマは事故物件。オカルト好きで過去にはラップ音が聞こえる部屋に住んだことがあるという岡本信彦と、事故物件住みます芸人として事故物件に住みながら活動し、公開中の映画「事故物件 恐い間取り」の原作者でもある松原タニシがゲスト出演した。

声優デビュー当初にホラーアニメ「ゴーストハント」に出演していた岡本は「やっぱり(ホラーは)お手の物というか。(ホラー作品や番組に出るのは)運命なんでしょうね」と自信あり気に登場。手には水晶を携えており、「詳しくは後ほど説明できればと思うんですが、過去に霊現象がある部屋に住んでいて、この水晶を置いておいたらある変化がありまして。今回お見せできればと思って持ってきました」と説明する。岡本は続いて登場した松原にも「根本的な質問なんですが、幽霊って信じてますか?」と前のめりに質問。「幽霊を信じている」という松原に対し、岡本は過去に99体の生霊に取り憑かれていると言われたことがあると明かし、「死ぬ前に幽霊を見ることができたら、もし死んでしまったときに幽霊になれると思うんですよね。第2の人生を幽霊として楽しもうと画策しているんです」と野望を語った。

その後、松原が事故物件について「自殺、殺人、孤独死など誰にも看取られずに人がなくなった部屋。または次に住む人が『その死に方をした人の部屋には住みたくないな』と思うような部屋のことですね」と、その定義について説明。過去に住んだ事故物件について写真を使ってスライドショーで紹介しながら、「『パン』『パン』って音が鳴るラップ現象とかも最初は怖いんですけど、慣れてくると『ただいま』ってドアを開けて入ると『おかえり』のリズムで『パン・パン・パン・パン』って言っているように感じてきて」と振り返ると、岡本も「すごい!同じ感覚です。だんだんリズミカルに聞こえてくるというか」と同調する。さらに松原は、これまでに自分のもとに寄せられた事故物件にまつわる話の中から厳選した2本のエピソードを紹介した。

そして会場は、岡本が持ち込んだ水晶の話題に。岡本は「結果的に言うと、僕が住んだ部屋の隣が事故物件だったんですけど。その物件を内見に行ったとき、『すごく気持ちのいい部屋だな』と思ったんですが、たまたま先輩が過去にその部屋の内見に来ていたらしくて、先輩は『俺はあの部屋気持ち悪くて入れなかった』と言っていて」と話し始める。岡本が「3日経ったくらいから家鳴りのような音がして。勝手にドアが開閉したり、台所からちっちゃい女の子の声で『出たよ』って言われたりしたんです。無視していたんですけど、ボイスブログをやっていたときに、ブログを聞いたマネージャーから『なんで岡本怒ってるの?』って質問されて。聞き返してみたら、しゃべっている後ろでボールペンをカチカチしているような音がしてイライラしているような感じになっていたんです。ほかにも……」と家の中で起こった現象を説明していると、浪川からは「水晶の話、はよせーや(笑)」とツッコミが飛ぶ。すると岡本は「いろいろあって、先輩に相談したら、知り合いの霊媒師さんを紹介されて。それは土地自体がヤバイから全部除霊するとウン百万かかる、ということで。『それ払いますか?』と言われたんですけど、結果的にそのときはこの水晶を買って帰ったんです」と話の核心に触れる。

松原は「騙されているのでは」と述べたものの、岡本は「その後3日くらいはラップ音も止まったんです。ただ4日目くらいからまた鳴り出すようになって。ただ僕はその部屋をすごく気持ちのいい部屋だって思っていたこともあって、結局2年くらい住み続けたんです。いざ引っ越すってなったとき、ホコリを被っていた水晶を手に取ったら、水晶が赤くなっていて。今はちょっと薄くなったんですけど、この水晶が(霊現象と)戦ってくれていた、守っていてくれたんじゃないかなって」と持論を展開。岡本の一連のエピソードについて、三上編集長は「もともと水晶っていうのは加熱したり、電磁波を当てたりすると色が変わるんです。霊能力者には力で水晶の色を変えられる人もいる。ただ今回の場合は、ひょっとしたら家にいたのは座敷わらしで、運をもたらしてくれていたんじゃないか」と考察する。この発言を受け、松原は「じゃあいいやつと戦っていたのかもしれないんですね(笑)」とコメントした。

このほか番組では発売中のムー11月号の内容紹介や、村田がMixalive TOKYOの屋上にUFOを呼び寄せるチャレンジなどのコーナー企画を実施した。なお番組のアーカイブ配信も10月20日まで行われているので、気になる人はチケットを購入してみては。

11月10日配信の「ムー×ミクサ ミステリー調査班 MMMR」第3回のテーマは「UFOと陰謀論」。UFOを見たことがあるという徳井青空と、UFO・超常現象研究家の韮澤潤一郎氏がゲスト出演する。