吉野朔実「記憶の技法」実写映画化!主演は石井杏奈、監督を池田千尋が担当

映画「記憶の技法」ビジュアル

吉野朔実「記憶の技法」が実写映画化。11月27日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開される。

吉野作品初の実写映画化となる「記憶の技法」は、東京に住むごく普通の女子高生・鹿角華蓮(かづのかれん)を描く物語。幼少期の記憶の断片が不意に脳裏をよぎり、しばしば意識が飛んでしまう奇妙な記憶喪失癖に悩んでいた華蓮は、修学旅行で韓国に行くために手に入れたパスポート申請用の戸籍抄本によって、自分に由(ゆかり)という姉がいたことを知る。しかも由は4歳の時に死亡しており、華蓮は“松本”という家から今の両親に引き取られた事実が判明。本当の親はどこにいるのか、なぜ自分は養子として出されたのか。自分のルーツを知るため、華蓮は修学旅行をキャンセルし、出生地の福岡へ旅立つが……。

華蓮役はE-girlsの石井杏奈、華蓮の旅のパートナーとなる青い目を持つ孤独な少年・怜役は栗原吾郎が担当。また物語のキーパーソンと言うべき金魚屋の青年役を柄本時生、華蓮を深く愛しながらも重大な秘密を隠し持つ両親役を小市慢太郎と戸田菜穂が演じる。監督は池田千尋。脚本は高橋泉が手がける。

映画「記憶の技法」

2020年11月27日(金)より全国公開

出演:石井杏奈、栗原吾郎、柄本時生、二階堂智、小市慢太郎、戸田菜穂
原作:吉野朔実「記憶の技法」(小学館)
監督:池田千尋
脚本:高橋泉
製作:「記憶の技法」製作委員会
配給:KAZUMO
配給協力・宣伝:マジックアワー

高橋泉の高ははしごだかが正式表記。

(c)吉野朔実・小学館 / 2020「記憶の技法」製作委員会