若木民喜が描く90年代の美少女ゲーム青春譚「16bitセンセーション」1巻

「16bitセンセーション 私とみんなが作った美少女ゲーム」1巻帯付き

みつみ美里、甘露樹原案による若木民喜「16bitセンセーション 私とみんなが作った美少女ゲーム」1巻が、本日9月14日にKADOKAWAから発売された。同人誌で発表された作品の商業単行本化だ。

「16bitセンセーション 私とみんなが作った美少女ゲーム」は、1990年代の美少女ゲーム業界を題材にした物語。1992年にパソコンショップでアルバイトをしていた女子大生・上原メイ子は、店長にお願いされて店の本業である「Hなゲーム」作りに携わることに。1回だけの手伝いというつもりで始めたゲーム作りに、あれよあれよといううちに巻き込まれハマっていく主人公の戸惑いと興奮が描かれる。大手メーカーのようなゲームは自分たちには作れないと弱音を吐く仲間たちに「そんなことない!『DESIRE』すごかったじゃんか!!」と檄を飛ばしたり、「同級生」「ときめきメモリアル」をプレイして感動したりと、実在のゲームが多数登場するのも見どころだ。