夜の支配者となった男の過去を女たちの証言を交え描く、もんでんあきこ新刊
もんでんあきこ「ブルース」の上巻が、本日7月17日に発売された。
「ブルース」は桜木紫乃による同名小説のコミカライズ。北海道を舞台に、少年時代は貧困の底にあったものの、やがて釧路の夜の支配者となっていく男性・影山博人を、彼が出会った女性たちの証言を交えて描いていく。上巻には両手の指が6本ずつあったという博人が、それぞれの手の指を1本落とした際のエピソードや、学生時代の彼の生活状況にまつわる逸話などが収められた。
同作はグランドジャンプめちゃ(集英社)にて連載中。なお上巻の帯には作家の花村萬月が推薦コメントを寄せた。