映画「DEEMO THE MOVIE」主題歌を歌うのは14歳の高島一菜に決定

高島一菜

劇場アニメ「DEEMO THE MOVIE」の主題歌を、14歳の高島一菜(ひなの)が担当することが「Anime Expo Lite 2020」内の配信「DEEMO THE MOVIE -UTAHIME AUDITION FINAL-」で発表された。

「DEEMO THE MOVIE」では、「Fate/Zero」や「鬼滅の刃」など数々のアニメ作品の楽曲や劇判を手がけてきた梶浦由記が主題歌の作詞・作曲を担当。「DEEMO THE MOVIE歌姫オーディション」と銘打ち、同作の主題歌を歌唱する女性歌手の選考を1月から実施していた。

「DEEMO THE MOVIE -UTAHIME AUDITION FINAL-」には梶浦、音楽プロデューサーの森康哲氏、ポニーキャニオンの西中寿英氏、柳田光康氏、「Anime Expo Lite 2020」シニアディレクターの松田あずさ氏が参加。梶浦は「特殊な形なオーディションとなりましたが、基本は“歌”。歌で生きていかなければいけない人を選ぶわけなので、“歌の力”で音楽をやっている姿を綺麗に魅せるチャームを見せてくれる方。『DEEMO』という作品のイメージに合う方を選ばせていただきました」、森プロデューサーは「優勝者の決め手は歌唱力と将来性」と高島がグランプリを獲得した理由について説明する。

高島はオーディションで歌った課題曲の3曲を披露。そして「まだ夢のようで信じられません。ふわふわしています(笑)。世界中の人の心を揺さぶる歌手になりたいという夢の第一歩が叶いました。『高島一菜を選んで良かった!』と言われるように一生懸命主題歌を歌い上げたいと思います!」と決意を述べた。配信は「Anime Expo」の公式サイトにてオンデマンドで視聴が可能。さらに明日7月5日にBS日テレで放送される「DEEMO THE MOVIE歌姫オーディション」にて、最終選考にいたる過程や高島のグランプリ獲得の様子などが紹介される。

「Anime Expo Lite 2020」は、毎年アメリカ・ロサンゼルスで行われている北米最大のアニメカルチャーコンベンション「Anime Expo」が、新型コロナウイルス感染症の拡大予防のため中止となったことから実施。現地時間の7月3日、4日の間、「Anime Expo」で実施予定だったアニメ作品の発表やワールドプレミアなどを世界中にストリーミング配信している。

劇場アニメ「DEEMO THE MOVIE」

スタッフ

原作:Rayark Inc.「DEEMO」
脚本:藤咲淳一、藤沢文翁
キャラクターデザイン:めばち
イメージボード:吉田ヨシツギ
美術:小倉宏昌
美術設定:吉田大洋
色彩設計:片山由美子
CG アニメーションディレクター:鈴木寛
モデリング スーパーバイザー:今泉隼介
テク二カル ディレクター:田村耕一郎
3DCG 制作:ブロス
撮影 / グレーディング:江面久 / 齋藤瑛
編集:村上義典
音響監督:明田川仁
音響制作:マジックカプセル
主題歌:梶浦由記
副監督:平峯義大
監督:松下周平
総監督:藤咲淳一
制作:SIGNAL.MD、Production I.G
製作:ポニーキャニオン

(c)2020 Rayark Inc. /DEEMO THE MOVIE Production Committee