「100日後に死ぬワニ」単行本&アニメ映画化

「100日後に死ぬワニ」(帯付き)

きくちゆうき「100日後に死ぬワニ」の単行本化とアニメ映画化が決定した。単行本は小学館より刊行される。

「100日後に死ぬワニ」は何気ないながら、かけがえのない毎日を仲間たちとともに過ごすワニの日常を描いた物語。2019年12月12日にTwitterに第1話が発表され、「死まであと〇日」というカウントダウンが進むとともに話題を呼び、本日3月20日に100日目となる第100話が投稿された。

単行本は4月8日発売。これまでにきくちが投稿してきた「あるワニの100日間の人生」に加え、後日譚など28ページの描き下ろしも収められる。なお完結に併せきくちの直筆コメントが公開されたほか、コラボ動画も展開しているいきものがかりの水野良樹、はじめしゃちょー、田村淳、上田慎一郎もコメントを寄せている。映画の続報は「100日後に死ぬワニ」の公式Twitterアカウント(@100waniOfficial)にて順次発表されていく予定だ。

水野良樹(いきものがかり、HIROBA)コメント

ラストシーンを前にしたとき、気がつくのだと思います。この物語は「死ぬ」ことではなく「生きる」ことを描いていて、「誰か」のことではなく、ページをめくった「あなた」のことを描いているのだと。
100日後の“はじまり”に、きっと出会うことができます。

はじめしゃちょーコメント

最初は何気ない気持ちでワニくんを見ていたのですが、死ぬ日が近づくにつれて、彼を見ていると、毎日を噛み締めて生きなきゃいけないと思うようになってきました。
生き物の生と死がここに。

田村淳コメント

“死まであと◯日”これだけで全然違って見えてくる! 自分はあと何日なのか…何でもない日常に何かを起こしたくなった!

上田慎一郎コメント

「死まであと○日」。文章ひとつで物語の見え方がガラリと変わる。なんという発明でしょう。読者は自分や周りの人の「死」について意識し、それによって「今」の行動を変えていく。なんと素晴らしい発明でしょう。