「少女終末旅行」つくみず装画の新書「生まれてきたことが苦しいあなたに」

「生まれてきたことが苦しいあなたに 最強のペシミスト・シオランの思想」帯なし

「少女終末旅行」「シメジシミュレーション」のつくみずが装画を手がけた大谷崇の新書「生まれてきたことが苦しいあなたに 最強のペシミスト・シオランの思想」が、星海社より刊行された。

同書は“ペシミストたちの王”と呼ばれる思想家エミール・シオランの紹介と批評を行った1冊。厭世的で暗いシオランの言葉は「生まれ生きることに苦しみを抱く私たちが人生を楽にし、生き延びるために役に立つ」として、その思想を紐解いていく。シオランの思想を具体的に紹介する第1部、その思想がどういったものかを批判的に見ていく第2部という構成がとられているため、シオラン初心者にも手に取りやすい内容になっている。