「脳内ポイズンベリー」舞台化!市原隼人が主演、演出は映画版監督の佐藤祐市

「舞台『脳内ポイズンベリー』」キャスト。上段左から市原隼人、蓮佛美沙子。下段左から本高克樹、早霧せいな、グァンス、斉藤優里。

水城せとな「脳内ポイズンベリー」の舞台化が決定。2020年3月14日から29日にかけて東京・新国立劇場中劇場で上演される。

「脳内ポイズンベリー」は、アラサー独身女子・櫻井いちこの5つの思考を擬人化して描くラブストーリー。2010年から2015年までコーラス、ココハナ(共に集英社)で連載された。舞台版では主演をいちこの脳内会議の議長・吉田役の市原隼人が務め、いちこ役は蓮佛美沙子が担当。またいちこの脳内の“ネガティブ思考”池田役は早霧せいな、脳内の“記憶”であり脳内会議の書記・岸役はグァンス(SUPERNOVA)、“ポジティブ思考”石橋役は本高克樹(7 MEN 侍/ジャニーズJr.)、“瞬間の感情”ハトコ役は斉藤優里が務める。

演出は2015年公開の映画「脳内ポイズンベリー」で監督を務めた佐藤祐市。佐藤が舞台作品を演出するのはこれが初となる。また本作について水城は「漫画とも映像とも違う手法でどのように舞台上で表現されるのか、わたしも一観客として楽しみにしています」と期待を寄せた。チケットは2020年1月25日10時に発売される。

水城せとなコメント

この作品は2015年に映画化されましたが、映画版と同じく佐藤祐市監督により、この度舞台化されることとなりました。「脳内ポイズンベリー」は一人のアラサー女性の頭の中であーでもない、こーでもない、どうしよう…と繰り広げられている思考を擬人化表現した作品です。観てくださった方に、人間って愚かで愛おしい、自分って愛おしい、と感じていただければ嬉しいです。漫画とも映像とも違う手法でどのように舞台上で表現されるのか、わたしも一観客として楽しみにしています。

市原隼人(吉田役)コメント

ある人間の脳内の感情が擬人化し会議を行う物語の中、議長の吉田を務めさせて頂きます。
これからの稽古に向け、今ある作られた作品の世界を壊し、一から積み上げます。
楽しみで仕方ありません。皆様の想像を超える舞台を創り上げますのでお楽しみ下さい。

蓮佛美沙子(櫻井いちこ役)コメント

舞台はミュージカルしか経験がなく、ストレートプレイもやってみたいとずっと思っていたので、このお話をいただいた時はすごく嬉しかったです。佐藤祐市監督とは以前ドラマでほんの少しだけお仕事させていただいて、またご一緒したいと願っていたので、監督の初舞台演出作品に携われて、どんな舞台になるんだろうとすごくわくわくしています。
頭の中の脳内会議が大騒ぎでいつも収拾がつかなくなってしまういちこ。彼女の人生の歩み方は共感してもらえるのか、反面教師として映るのか、はたまたイライラされるのか?観た方によって捉え方が違う、人間臭さでお腹いっぱいになる作品だと思います。テンポや間が物凄く重要な作品だと思うので、市原さん始めキャストの方たち、スタッフの方たちと息を合わせて創り上げていけたらと思います。

早霧せいな(池田役)コメント

原作漫画の発想がとても面白く「日々、人は考えている時、無意識のうちに脳内会議をする」こういう事は、おそらく誰にでもある!ある!と、あっという間に読んでしまいました。ひとりの女性の脳内会議の全貌をお見せするこの作品が舞台化されるとどうなるのか?!私自身も楽しみで仕方ないです。脳内のネガティブ思考として、自分自身のネガティブな思考をフルに使って大暴れしたいと思います(笑)観終わった後は、きっと、どんな自分も肯定してあげられる自分に出会えること間違いなし!ぜひ劇場でお待ちしております。

グァンス(岸役)コメント

人気漫画が原作の舞台ということで、お話を頂いた時は本当に光栄でしたし、実力派俳優の共演者の方々のお名前を聞き興奮しました。今までに出演させて頂いた作品とはまた違った感じの舞台で、それだけにさらにやる気も出ました。自分らしく自分しか出来ない役を、作品の中で全力を尽くして表現しようと思っています。原作とはまた違った世界感たっぷりの良い作品になると思います。カンパニーの皆さん、キャストの皆さんと頑張って最高の作品を作り上げます。ぜひ楽しみにしてください。新国立劇場でお待ちしております!

本高克樹(石橋役)コメント

この作品は以前から知っていて、出演のお話を聞いた時は本当に嬉しかったです!
石橋という役に関しては原作を見た時からハマっていて、早速ポジティブをばら撒いていこうと思っています。
僕はジャニーズの舞台以外で出演することが初めてなので、緊張と不安がとてもありますが、佐藤監督と共演者の方々から色々なことを沢山学んで頑張りたいと思います。
是非この素敵な作品を楽しんでいただくと共に、ポジティブいっぱいの新しい本高克樹を見にきてください!

斉藤優里(ハトコ役)コメント

台本を頂いた時にそれぞれの役がとても個性があり魅力的で可愛く、演じるのが楽しみだなと思いました。緊張はしますが、ハトコ役をたくさんの方に見てもらえるように頑張りたいです。自分なりに精一杯頑張らせて頂きますのでたくさんの方に劇場に遊びにきてもらいたいです。よろしくお願いします。

舞台「脳内ポイズンベリー」

日程:2020年3月14日(土)~29日(月)
会場:東京都 新国立劇場 中劇場

スタッフ

原作:水城せとな(集英社クイーンズコミックス)
脚本:新井友香、今奈良孝行
演出:佐藤祐市
美術:土屋茂昭、松生紘子
照明:吉川ひろ子
音響:山本浩一
ヘアメイク:宮内宏明
衣装:牧角綾乃
演出助手:山本真一郎
舞台監督:山本圭太

キャスト

吉田:市原隼人
櫻井いちこ:蓮佛美沙子
池田:早霧せいな
岸:グァンス(SUPERNOVA)
石橋:本高克樹(7 MEN 侍/ジャニーズJr.)
ハトコ:斉藤優里

※本高克樹の「高」ははしご高が正式表記。