Penの水木しげる特集号を再編集した「水木しげる大研究。」童話作品も収録

「Pen BOOKS 水木しげる大研究。妖怪・漫画とともに生きた鬼才」

「Pen BOOKS 水木しげる大研究。妖怪・漫画とともに生きた鬼才」が、本日11月28日に発売された。

本書は、雑誌・Pen2010年5月1日号(CCCメディアハウス)に掲載された特集記事に大幅な増補改訂を行い、再編集した1冊。水木のインタビューや93年間の人生を振り返る年表、紙芝居・貸本・マンガ雑誌などさまざまな形で発表された「鬼太郎」シリーズの解説が掲載されたほか、「悪魔くん」や「河童の三平」といった代表作から自伝や戦記・児童作品まで、幅広い水木作品が紹介されている。

また水木の故郷・鳥取県境港市の取材や、妻である武良布枝氏へのインタビュー、ちばてつや池上遼一矢口高雄ら14人の水木ファンからのコメントも収録。さらに1966年にガロ(青林堂)に掲載された短編「丸い輪の世界」、1996年に発表された童話作品「妖精をたずねて」も収められた。