Kanon、AIR、CLANNAD、リトバスを生んだゲームブランドの魅力に迫る「Keyの軌跡」

「Keyの軌跡」

小説家・坂上秋成による書籍「Keyの軌跡」が、本日11月27日に発売された。

Keyは「Kanon」「AIR」「CLANNAD」「リトルバスターズ!」などを代表作に持つ、ビジュアルアーツ傘下のゲームブランド。同ブランドのゲームは感動をもたらす“泣きゲー”としてファンに親しまれ、その多くがアニメ化されてきた。また同ブランド在籍のシナリオライター・麻枝准は、オリジナルアニメ「Angel Beats!」「Charlotte」の脚本も手がけている。

本書ではそんなKeyの歴史を、同ブランドが立ち上げられた1990年代末から現在にいたるまで、一部を除き時系列に沿って紹介。第六章「Keyとアニメーション」では、「Kanon」「AIR」「CLANNAD」のアニメ制作を手がけた京都アニメーションの歩み、“京アニクオリティ”の背景にも言及された。

Keyの軌跡」目次

第一章 Key前史──『MOON.』と『ONE~輝く季節へ~』をめぐって
第二章 Key始動──『Kanon』という奇跡
第三章 『AIR』──彼女が選んだ幸福の形
第四章 奇跡の価値は──『CLANNAD』、『智代アフター~It’s a Wonderful Life~』
第五章 『リトルバスターズ!』──虚構の楽園とピエロたち
第六章 Keyとアニメーション──京都アニメーションの美学、『Angel Beats!』、『Charlotte』
第七章 『Rewrite』──進化への意志を示すもの
第八章 Keyの音楽──物語と音の結びつき
終章 Keyが目指した場所──「過酷な日々」の果てにあるもの