「ヒロアカ」デクと爆豪はアベンジャーズキャラ?山下大輝と岡本信彦がコミコンに

左から爆豪勝己、岡本信彦、山下大輝、緑谷出久。

堀越耕平原作によるアニメ「僕のヒーローアカデミア」のステージイベントが、本日11月23日に千葉・幕張メッセにて開催中の「東京コミックコンベンション 2019」内で行われた。

ステージには緑谷出久役の山下大輝と爆豪勝己役の岡本信彦が登壇。「東京コミコン」ではアメコミ関連の催しが多いことから、2018年に展開された「僕のヒーローアカデミア」と映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のコラボに話題がおよぶ。司会から「デクと爆豪の関係は、中心的人物という意味でアイアンマンとキャプテン・アメリカのようですね」と言われると、岡本は「『アベンジャーズ/エンドゲーム』を鑑賞した人からすると、その2人なんて涙なしで見られないですよ!」と「アベンジャーズ」シリーズ最新作に触れつつ声を大に。山下も、恐縮しながらもうれしそうな顔を浮かべていた。

現在放送されているTVアニメ「僕のヒーローアカデミア」第4期の話題になると、岡本は「最初の収録で『10年は続けます』と言われて、『昨今10年も続くアニメが何本あると思う!?』と感じていたんですけど、もう4期。僕は信じていましたよ!」とコメント。山下はデクのキャラクターとしての変化について、「無個性から始まって、『ワン・フォー・オール』をNo.1プロヒーローのオールマイトから譲渡され、やっと己の道筋をつかんできた」と話す。一方の岡本は爆豪について、「マイルドになってきたし、デクのおかげで爆豪がさらに光っていると思う」と見解を述べた。

また岡本からは、デクとのライバル関係を「俯瞰で見ると、ちょっとやばいかもしれないと思っていて……。戦闘力を数値化すると、デクの方が若干上っていう説があって、怖いです」という不安も。それに対し山下は「デクとしてはかっちゃんの背中を追ってると思う。勝ちたいとは思っているけど、自分が勝っているとは思っていない」と否定するが、岡本は「デクに“爆豪と戦うときはこうして、ああして……”っていうビジョンがある時点で、勝ってるんですよ! 本来はそんなことも考えさせたくないですね」と言い張った。

ここで12月20日公開の映画「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」の話題になり、スクリーンでは予告編が上映される。1年A組のキャラクター20人が全員登場する本作。その中で注目のキャラクターを聞かれると、山下は「峰田(実)くん! 前回も大活躍しましたし、今回の活躍の仕方も彼っぽいなと思う。みんなが成長している部分も熱くて、ライバルたちがこんなにどんどん強くなっていくなら、負けられないなと思いました」と答える。岡本は「僕の場合は敵キャラクター。ナインはもちろんなんですが、もう1人挙げるとするとキメラ。敵もしっかり強いこそ、乗り越えるべく我々もがんばっていかないといけない。全員で戦うのにふさわしい敵だと思います」と力強く語った。

最後に岡本「これからもどんどん盛り上がっていく『ヒロアカ』をぜひ応援してください」と挨拶。山下は「『僕のヒーローアカデミア』のアニメ本編、劇場版、そしてマンガのほうも、少しでも興味を持っていただけたら見ていただきたいなと思います!」と呼びかけ、ステージを締めくくった。

(c)2019「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会 (c)堀越耕平/集英社