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「風の谷のナウシカ」と歌舞伎の融合を体現した、ナウシカ&クシャナのビジュアル

宮崎駿「風の谷のナウシカ」を題材とした「新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』」のチラシビジュアルが公開された。

12月6日から25日まで東京・新橋演舞場で上演される「新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』」。このたびのチラシビジュアルには、尾上菊之助扮するナウシカ、中村七之助扮するクシャナがお目見え。古典歌舞伎の衣裳を基本に、ナウシカ・クシャナの象徴的な要素を随所に取り入れ、「風の谷のナウシカ」の世界と歌舞伎の融和を体現した仕上がりとなった。

ナウシカの衣裳は、狩衣(かりぎぬ)と、着物の丈が短く裾の両側に切れ目が入った歌舞伎独特の衣裳「馬簾付 四天(あおのばれんつき よてん)」を合わせて作られ、馬簾の色も衣裳に合わせて青色のしつらえに。頭には雅楽の鳥甲(とりかぶと)を思わせる被り物を着用している。また蛇の紋章に着想を得たクシャナの衣裳は、歌舞伎で用いられる鱗文を使用。力を入れるための志古貴(しごき)が腰に巻かれている。さらにチラシの題字は、スタジオジブリの鈴木敏夫代表取締役プロデューサーが手掛けた。

「風の谷のナウシカ」は、「火の七日間」と呼ばれる戦争により産業文明が崩壊し、巨大な蟲と、有毒な瘴気を発する菌類の森・腐海に覆われた世界を舞台に、「風の谷」の族長ジルの末娘・ナウシカを描く物語。1982年から1994年にかけてアニメージュ(徳間書店)にて連載され、1984年には宮崎が監督を務めた劇場アニメが公開された。本公演では、映画版では描かれなかった全7巻におよぶ原作が完全上演される。

尾上菊之助(ナウシカ役)コメント

古典歌舞伎の手法で舞台を作るべく打合せを重ねておりますが、ナウシカとクシャナに関しては漫画のイメージも残したいと、歌舞伎の衣裳さん床山さん小道具さんなど裏方さんと意見を出し合って、試行錯誤しながら皆で作り上げました。
本番まで、もっと工夫を重ねてまいります。

「新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』」

日程:2019年12月6日(金)~12月25日(水)
会場:東京都 新橋演舞場

スタッフ

原作:宮崎駿(徳間書店刊)
脚本:丹羽圭子、戸部和久
演出:G2

キャスト

ナウシカ:尾上菊之助
クシャナ:中村七之助
ユパ:尾上松也
セルム / 墓の主の精:中村歌昇
ミラルパ / ナムリス:坂東巳之助
アスベル / オーマの精:尾上右近
道化:中村種之助
ケチャ:中村米吉
第三皇子 / 神官:中村吉之丞
ミト / トルメキアの将軍:市村橘太郎
上人:嵐橘三郎
クロトワ:片岡亀蔵
ジル:河原崎権十郎
城ババ:市村萬次郎
チャルカ:中村錦之助
マニ族僧正:中村又五郎
ヴ王:中村歌六