筒井康隆小説のコミカライズ集めたアンソロが“ふたたび”、表紙は丸紅茜

「筒井漫画瀆本ふたたび」(帯付き)

筒井康隆の小説をコミカライズした作品を集めたアンソロジー「筒井漫画トク本ふたたび」の文庫版が、本日10月4日に発売された。

本書は1995年に刊行された「筒井漫画トク本」、2010年に刊行された「筒井漫画トク本ふたたび」を底本としており、16作家による筒井作品のコミカライズを収録した本書。巻末には筒井自らが執筆した短編マンガ「たぬきの方程式」「傷ついたのは誰の心」「客」の3本を収録している。なおカバーイラストは「おくたまのまじょ」の丸紅茜が担当した。

※記事内のトクは涜の異体字が正式表記。

「筒井漫画トク本ふたたび」収録内容

いがらしみきお「北極王」
大地丙太郎「発明後のパターン」
高橋葉介「ラッパを吹く弟」
折原みと「サチコちゃん」
菊池直恵「熊の木本線」
竹本健治「スペードの女王」
明智抄「幸福ですか?」
Moo.念平「うちゅうを どんどん どこまでも」
田亀源五郎「恋とは何でしょう」
伊藤伸平「五郎八航空」
鈴木みそ「あるいは酒でいっぱいの海」
山浦章「ウイスキーの神様」
雷門獅篭「落語・伝票あらそい」
萩原玲二「弁天さま」
畑中純「遠い座敷」
みずしな孝之「フェミニスト殺人事件のようなもの」