何でも出てくる不思議な鞄を持つ、異端児たちの物語「かわたれ時の箱者街」1巻

「かわたれ時の箱者街」1巻

鳩也直「かわたれ時の箱者街」1巻が、本日2月23日にKADOKAWAのあすかコミックスDXから発売された。

「かわたれ時の箱者街」は、世界中のありとあらゆるものを取り出せる「箱」と呼ばれる不思議な鞄を持つ者たち・箱者(はこもの)を巡るファンタジー。箱者が自分の鞄から出せるものは1人につき1つの種類に限り、紅茶なら何でも出せる者、ランプならどんな装飾が施されたものでも出せる者など、取り出せるものは人それぞれ異なる。本作は、自分の力に苦しむ箱者を探し、箱者たちが集まって暮らす箱者街へと案内する謎の男バルツ・カーを描く物語。見世物小屋に捕まり壺を出し続ける少女、刃物を出す力を悪人に目を付けられた子供、小説から個人の日記まで本なら何でも出せる女性などが1巻には登場する。