「ニセコイ」古味直志からの直筆色紙に中島健人「もっとニセコイを盛り上げたい」
古味直志原作による実写映画「ニセコイ」の公開記念舞台挨拶が、本日12月22日に東京・TOHOシネマズ 日比谷にて行われた。
「ニセコイ」は、ひょんなことから恋人同士のふりをすることになってしまった、ヤクザの跡取り息子・一条楽と、ギャングのボスの娘・桐崎千棘を中心に描かれるラブコメディ。舞台挨拶には一条楽役の中島健人(Sexy Zone)、桐崎千棘役の中条あやみ、小野寺小咲役の池間夏海、橘万里花役の島崎遥香、クロード役のDAIGOがデートコーデで登場した。
まずは作品名にちなみ「現実ではできなさそうだけど妄想が膨らむ“ニセ”デート」のプランを発表することに。中島は「近い距離で過ごしたいから、クリスマスツリーの飾り付けデートをしたい。最後、(上に飾る)星がなくて『買い忘れちゃったな』というところで、『違う星用意してきたんだよ』って言いながら……」と、ケースに入った星のネックレスを取り出して見せると、観客からざわめきが起きる。「この星を君に飾り付けしていいかな。君の人生を飾り付けしたい」と客席を見つめて囁き、「っていうクリスマスデートができたらなと」と笑顔を浮かべた。
一方の中条が「TBSの前にあるスケートリンクで、右手にオーランド・ブルーム、左手にライアン・ゴズリングで3人で滑りたい。夢に出てきたんです」と自身のプランをうれしそうに語ると、中島に「それ、『ラ・ラ・ランド』観たあとでしょ」と突っ込まれる。また池間は「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』みたいにタイムスリップして、昔の日本の町並みをデートしたい。高いビルがあまり好きじゃなくて」というデートプランには「その発想がすごい。オススメは江戸のクリスマスあたりですね」と言葉を添える。
続く島崎は「私は床暖がある部屋で過ごしたいかな。夢見る年でもないので……」とマイペースに語る。同じ年の中島が「いや、俺たち同じ年だから。まだまだでしょ!」と指摘すると「(中島は)頑張ってるよね(笑)。あーでも私、星のネックレス持ってくる人やだ(笑)。なんかすごい引いた……」と中島のプランに難色を示す。そんな島崎の言葉に中島は「一気に星屑になっちゃったよ! セクシーソーリー」と反省すると、客席は爆笑に包まれた。
ここで現在、舞台「JOHNNYS’ King & Prince IsLAND」に出演中の舞子集役・岸優太(King & Prince)も加わり「最後に言っておきたいことは?」というテーマで話をすることに。中島に言いたいことがあるという岸は「健人くんが女性の皆さんとお風呂に入ってたシーンなんですけど、ずるくないっすか? 俺だって入りたかったっすよ! ぶっちゃけ、どんな感じだったんですか?」と中島に詰め寄る。中島は「楽って日本中の男性の夢を背負ってるから……」と岸の勢いに戸惑いつつも、「目のやり場に困ったし、緊張した」と本音を打ち明ける。すると中条は「そう言えばあの日、全然しゃべんなかった。演技の話をしてたときに明後日くらいの方向を見てた」と暴露する。
そんなやり取りに、DAIGOは「緊張してたってことはさ、ケンティーもしかしてビジネスセクシーじゃないの」と首をかしげると、岸は「2人でご飯に行ったとき、健人くん店員さんに『セクシーサンキュー!』って言ってましたよ。セクシーが染み付いてるセクシーなんすよ!」と中島を擁護。さらに自身の名前に掛けて「僕もセキシー欲しいっす!」と続け、「いつか(女性たちと)湯に浸かる役をもらえたときに『セキシー!』って言いますよ。セキシーの誕生です!」と興奮気味に話し、中島に「お前、舞台の間に来ただけあってあったまってんな。このままフライングできるな」と呆れられていた。
イベントの終盤には、楽の幼少期を演じた大江優成がプレゼントを持ってサンタの格好で登場。原作者・古味がキャストそれぞれに描き下ろしたイラストとコメント入りの色紙をプレゼントすると、中島は「え、ちょっとまってすごいぞ!」と興奮気味に色紙に受け取った中島は「僕たち『ニセコイ』チームは、原作のファンの皆さんにも喜んでもらえるように作ってきたので。こうして先生から暖かいメッセージを頂けると、頑張ってよかったなと思いますし、もっともっと『ニセコイ』を盛り上げたいなと思いました」と思いを述べた。
最後、中島が「平成最後のクリスマスは二度と来ないです。後悔のないように幸せと楽しい気持ちでいっぱいのこの映画を、この冬たくさん愛して」とメッセージを伝え、舞台挨拶は幕を閉じた。映画「ニセコイ」は全国公開中。
「ニセコイ」
公開中
スタッフ・キャスト
監督:河合勇人
原作:古味直志「ニセコイ」(集英社「ジャンプコミックス」刊)
出演:中島健人、中条あやみ、池間夏海、島崎遥香、岸優太(King&Prince)、DAIGO、河村花、青野楓
配給:東宝
(c)2018映画『ニセコイ』製作委員会 (c)古味直志/集英社