「マチコ先生」作者が藤子スタジオの思い出描くエッセイ「ドラえもん編」発売

「藤子スタジオアシスタント日記 まいっちんぐマンガ道 ドラえもん達との思い出編」

「まいっちんぐマチコ先生」のえびはら武司による単行本「藤子スタジオアシスタント日記 まいっちんぐマンガ道 ドラえもん達との思い出編」が、本日11月29日に竹書房より発売された。

同作は、藤子スタジオで働いていた作者が当時の思い出を描く「藤子スタジオアシスタント日記」シリーズの第3弾。藤子スタジオの人間は藤子・F・不二雄と藤子不二雄(A)どちらの仕事を手伝ってもいいのだが、実際は藤子(A)のアシスタントをしたがる者がほとんどという状況だった。そんな中で藤子・Fの仕事を手伝い一番弟子と呼ばれていたえびはらが、特に思い入れのある作品が「ドラえもん」。今でこそ国民的作品となっている同作にも不遇の時代があり、日テレ版のアニメが不評だったり、そのせいでマンガに打ち切りの話が出たりと苦難の道を歩んでいたことを描く。「ドラえもん」関連のエピソードほか「名作創作秘話編」「制作現場秘話編」なども本書には収録されている。