植田圭輔ら登壇「pet」発表会、小野友樹は“ヤマ”“タニ”から谷山紀章を連想

左から加瀬康之、小野友樹、谷山紀章、植田圭輔、谷佳樹、萩野崇。

三宅乱丈原作によるTVアニメ・舞台「pet」のプロジェクト発表会が、本日9月24日に東京・ドイツ文化会館にて開催された。

今年3月にTVアニメ化が告知された「pet」。本日行われたプロジェクト発表会では、アニメ化に加え、「『pet』-壊れた水槽-」「『pet』-虹のある場所-」というタイトルにて、2作の舞台が上演されることが発表された。本日のイベントは舞台版で主人公のヒロキ役を演じる植田圭輔の語りからスタート。その後、植田、悟役の谷佳樹、林役の萩野崇が登壇し、本作について紹介していく。独特の世界観を持ち、複雑な人間関係を描く物語であることを説明しながらも、“舞台に不可能はない”という植田を始めとする3人が本作への意気込みを語った。また各キャストのキャラクタービジュアルと作品のキービジュアルも解禁。普段の谷からはイメージがかけ離れた悟の姿や、キャスト本人がキャラクターに近いビジュアルである萩野と司役の桑野晃輔についても話題が弾んだ。

さらにイベントではTVアニメの続報も発表。舞台と同じく、アニメ版でもヒロキ役を植田が演じることが明かされ、司役は谷山紀章、悟役は小野友樹、林役は加瀬康之が務めることも解禁された。ここで植田含むアニメキャスト4人がサプライズで登場すると、会場は大歓声に包まれる。植田は両作品でヒロキを演じるという、新たな挑戦について改めて意気込みを述べた。雑誌連載時から原作のファンだったという“ガチ勢”の谷山は作品についての愛を語り、オーディションを機に原作を読んだという加瀬に対し、作品について熱弁する姿も見せた。また、同じくオーディションをきっかけに同作を読んだという小野は、原作を読んでいる際、作中に出てくる「ヤマ」「タニ」というワードから谷山を連想していたこと、合格後、キャストの1人に谷山を見つけて驚いたことを明かして観客を笑わせた。

また司会の吉田尚記アナウンサーから、植田は舞台版、谷山はアニメ版にて、ともに「文豪ストレイドッグス」の中原中也役を演じていたことが触れられる。顔を合わせるのは今日が初めてだという2人。距離を縮めようと前のめりになる植田と、そんな植田にたじろぐ谷山の姿を観客は微笑ましそうに見守っていた。

その後、イベントではアニメ版キャストによる朗読も。原作に登場するいくつかのセリフや掛け合いのシーンが、植田、谷山、小野、加瀬により披露された。そして最後にアニメ、舞台のキャストが集結し、植田からメッセージが贈られ、イベントは幕を閉じた。

TVアニメ「pet」は2019年オンエア予定。舞台「『pet』-壊れた水槽-」は12月5日から9日まで東京・草月ホール、「『pet』-虹のある場所-」は2019年に上演が予定されている。

TVアニメ「pet」

2019年放送予定

スタッフ

原作:三宅乱丈「ペット リマスター・エディション」(ビームコミックス/KADOKAWA刊)
監督:大森貴弘
シリーズ構成:村井さだゆき
キャラクターデザイン:羽山淳一
制作:ジェノスタジオ
製作:ツインエンジン

キャスト

ヒロキ:植田圭輔
司:谷山紀章
悟:小野友樹
林:加瀬康之

舞台「pet」

「『pet』-壊れた水槽-」

日程:2018年12月5日(水)~9日(日)
会場:東京・草月ホール

「『pet』-虹のある場所-」

2019年上演予定

スタッフ

原作:三宅乱丈「ペット リマスター・エディション」(ビームコミックス/KADOKAWA刊)
協力:TVアニメ「pet」
総合監修:なるせゆうせい
演出・脚本:伊勢直弘
制作:オフィスインベーダー
製作:舞台「pet」製作委員会

キャスト

ヒロキ:植田圭輔
司:桑野晃輔
悟:谷佳樹
林:萩野崇

料金:プレミアム席9500円(※限定非売品グッズ付き)、一般席7500円

(c)三宅乱丈・KADOKAWA/ツインエンジン
(c)三宅乱丈・KADOKAWA /舞台「pet」製作委員会