新條まゆ「実は快感▼フレーズの新作を準備中です」新アプリ発表会でサプライズ

2018年9月15日2018年9月15日 editor

「快感▼フレーズ」新作アプリプロジェクト制作発表会の様子。後列中央・新條まゆ。前列左から岩永賢之丞、小林大紀、菊地燎、滝澤諒、ランズベリー・アーサー、石井孝英。

新條まゆ「快感▼フレーズ」シリーズの新作アプリプロジェクト制作発表会が、本日9月15日に東京・HIT STUDIO TOKYOにて開催。2部構成で行われたイベントでは、新情報が続々と公開された。

「快感▼フレーズ」は1997年から2000年まで少女コミック（小学館）で連載されたラブストーリー。2019年春にリリース予定の新作アプリでは、「快感▼フレーズ」を軸に「ラブセレブ」「覇王▼愛人」といった新條の作品を統合し、原作の次世代のキャラクターが活躍する姿を楽しめる。

このたびの発表会では本アプリのタイトルが「快感▼フレーズ CLIMAX‐NEXT GENERATION-」に決定したことを発表。さらに、バンド育成と恋愛アドベンチャーの要素が盛り込まれることや、メインストーリーが約15万文字におよぶテキスト量で、全編フルボイスとなることが明かされる。またキャラクターボイスの一部はダミーヘッドステレオマイクにて収録され、耳元で囁かれているかのような、臨場感ある音声が届けられる。

既に発表されていたキャストと、キャラクターの組み合わせも解禁。「快感▼フレーズ」にも登場したΛucifer（リュシフェル）のメンバーはアニメ版と同じく、大河内咲也役を松風雅也、桐生敦郎役を鈴村健一、藤堂雪文役を三木眞一郎、佐久間和斗役を千葉進歩、永井良彦役を櫻井孝宏が務める。さらにゲーム内で流れるヒロイン・小春美羽の歌声を担当するキャストを決めるオーディションを開催。オーディションは通信カラオケ・DAMのサービス「DAM★とも」を使用して行われ、10月1日11時から11月25日23時59分まで応募を受け付ける。

この日イベントに登壇した新條は「ゲームのスタッフにも『快感▼フレーズ』を読んでくれていた世代の人が集まっています。作品愛を持って、こだわってゲームを作ってくださっている」と本アプリへの期待感を口にする。第1部の最後の挨拶では新條から「実は『快感▼フレーズ』の新作を準備しております」とサプライズで発表が。詳細はまだ話せないとしながらも「アナザーステージみたいな感じで考えております。ゲームと新作を盛り上げる意味でも、イラストなど描いていきますので、そちらも楽しみにしてください」と語られた。

イベントの第2部にはこの日アプリの宣伝隊長に就任したゲーム内ユニット・F★light（エフ★ライト）より、豪道司役の岩永賢之丞、白鳥春月役の小林大紀、藤原ヒカル役の菊地燎、犬塚蜂矢役の滝澤諒、神崎夏向役のランズベリー・アーサー、柊北斗役の石井孝英が登壇。キャストがキャラクターになりきりセリフを披露するなど、この日集まったファンに作品の魅力を伝えた。

自身の演じるに犬塚蜂矢ついて聞かれた滝澤は「大家族の長男で面倒見がよくて、そこが僕とは全然違う。蜂矢を見習って育ちたい」と目標を掲げ、笑いを誘う。自身もアメリカと日本のクォーターというランズベリーは、日本と台湾のハーフという設定の夏向に「シンパシーを感じる。好きなものとか趣味も自分に近い」とコメント。さらに夏向のデザインを見たキャストから「そのまんま」「ランズベリー・アーサー（CV：ランズベリー・アーサー）じゃない？」と見た目が似ていることにも言及され、たじたじの様子だった。

イベントではアプリのテーマソングが、鈴木達央演じる大河内玲音と内田雄馬演じる大河内詩音が担当することも明らかに。内田からはビデオメッセージが届けられ、意気込みと共に、アニメイトによるイベント「アニメイトガールズフェスティバル2018」に本作のブースが出展することや、会場にてテーマソングのショートバージョンを収録したCDの配布が行われることが告げられる。さらにこの日のために用意された、松風演じる大河内咲也らΛuciferのメンバーからのメッセージが流されると、キャストたちも「おおー！」と声をあげ感激していた。

観客から事前に寄せられた「自分が女性だったら、F★lightのメンバーで付き合いたいのは誰？」という質問に対し、岩永が大財閥の御曹司である藤原ヒカルをチョイス。その理由を「カッコいいし、お金もあるし」と話すと、周りから総ツッコミを受ける。石井は自身の演じる柊北斗を挙げ「自分が女性だったら、ミステリアスな人と付き合いたい。駆け引きも含めてドキドキした恋愛をしてみたい」と説明した。

最後の挨拶では小林が「今日楽屋で話したりして、F★lightはすごく楽しいユニットになっていくんだろうなと感じました」とユニットへの期待を述べる。菊地は「今日はライブ配信という形で、世界中の人とつながれる機会を作っていただきました」と感謝し、「自分たちもこれからどんどん成長していければいいなと思います」と語る中、イベントは幕を閉じた。