ビーパパスが原作を務めるさいとうちほ「少女革命ウテナ」の20年ぶりの新刊「少女革命ウテナ After The Revolution」が、本日5月10日に刊行された。
1997年に放送されたテレビアニメ「少女革命ウテナ」。このたびの単行本には、さいとうの画業35周年と「ウテナ」の20周年にあわせて月刊flowers(小学館)にて発表された「After The Revolution」「美しき棘」「ふたりの革命前夜」の3本の読み切りが収められた。アニメで監督を務めた幾原邦彦が新たに原作を書き下ろし、さいとうがマンガを執筆。最終回から時を経た、ウテナとアンシー、冬芽、西園寺、樹璃、幹らの物語が綴られている。なお単行本には新作マンガの制作にあたって、さいとうが幾原とともに試行錯誤した様子を振り返るあとがきや、幾原の寄稿も収録されている。
また単行本の発売を記念し、昨年月刊flowersに掲載されたさいとうと幾原の対談がflowersの公式サイトにて公開。こちらの完全版は「新装版 少女革命ウテナ」5巻に収録されているので、気になる人は単行本もチェックしてみよう。