ヒューマノイド社会を描いたSF「AIの遺電子」続編1巻、押井守との対談も収録
山田胡瓜「AIの遺電子 RED QUEEN」1巻が、本日4月6日に発売された。
別冊少年チャンピオン(秋田書店)にて連載中の「AIの遺電子 RED QUEEN」は、国民の1割がヒューマノイドとなった近未来を舞台とするSFオムニバス「AIの遺電子」の新章。なお「AIの遺電子」は3月に発表された第21回文化庁メディア芸術祭にて優秀賞を受賞した。オムニバスではなく連続のストーリーものとなる「RED QUEEN」では、かつてAI専門医だった須堂が、探していた母親ヒューマノイドの人格がアフリカの紛争地にあると知り、記者へと身分を変えて旅に出る。
単行本の巻末には、ニコニコニュースに掲載された山田と押井守による対談「AIは魂を持つのか? ゴーストが宿るのか?」を収録。押井は「AIの遺電子 RED QUEEN」について「アニメのシリーズの脚本に欲しい」と語り、帯でも本作を推薦している。