新井英樹がドラマ「宮本から君へ」に宮本の父親役で出演「全力はつくしました」
新井英樹が、テレビドラマ「宮本から君へ」に出演することが決定した。池松壮亮演じる主人公・宮本浩の父親・武夫を演じる。
本日4月6日24時52分よりテレビ東京系にて放送開始する、新井原作のテレビドラマ「宮本から君へ」。新井が演じる父・武夫は小学校の校長で、毎年3月になると卒業していく生徒たちの姿を自分から離れていく息子と重ね合わせ、寂しさを味わっている。武夫がドラマに登場するのは第5話。
新井はドラマ出演について「出演の話が来た時に、『何の冗談だ?何の罰ゲームだ?』と思ったんだけど(笑)、せっかくできる初体験でもあるから、まぁなんの冗談かで、要請があったので、じゃあやろうってことになりました」とコメント。また演技については「味わったことのない疲労感に襲われています」「結構脱力状態で、マンガ描いている方のがずっと良いです(笑)」「全力はつくしました、恥ずかしながら(笑)」と語っている。
「宮本から君へ」は、不器用で熱い文具メーカー・マルキタの新米営業マン・宮本浩の成長を描く物語。池松のほか、宮本の同期・田島薫役を柄本時生、宮本に大きな影響を与える営業の先輩・神保和夫役を松山ケンイチ、神保の友人でデザイン会社勤務の中野靖子役を蒼井優が演じ、監督は真利子哲也、主題歌はエレファントカシマシが担当する。
新井英樹のコメント
宮本の父役で出演することについて
出たがり漫画家の誹りをすべて受け入れようと(笑)。
真利子くん、この実写化を考えた時からずいぶん長い期間“悩んでる”“どうなるかわからない”と聞かされていて、やれることは全部協力するって言った手前、出演の話が来た時に、「何の冗談だ?何の罰ゲームだ?」と思ったんだけど(笑)、せっかくできる初体験でもあるから、まぁなんの冗談かで、要請があったので、じゃあやろうってことになりました。
演技について
味わったことのない疲労感に襲われています。もう喋ってるそばから、自分の台詞回しが“もう死にたい”って言う感じくらい結構きつくて(笑)。結構脱力状態で、漫画描いている方のがずっと良いです(笑)。
宮本役の池松壮亮について
最初、池松くんが宮本をやるって聞いたときに、池松くんのその部分ってどこなんだろうって思っていたのが実際に池松くんに薦められた【池松くん主演の映画】を観た時に“あ、これいけるんだわ!”っていうのとあとは彼の宮本としての表情を見た時に“あ、完全にいける!”って。
なんか本当にまだ何も知らない男の子っていう感じが、すごくその表情にも出ていて、かなり楽しみですね。
最後に一言
成り行きとは言え、馬鹿にしてくださいと(笑)。全力はつくしました、恥ずかしながら(笑)、以上です。
ドラマ25「宮本から君へ」
放送日時:2018年4月6日(金)より毎週金曜24:52~25:23
放送局:テレビ東京、テレビ大阪 ほか
スタッフ
原作:新井英樹「定本 宮本から君へ」1巻~4巻〈太田出版〉
監督・脚本:真利子哲也
主題歌 : エレファントカシマシ「Easy Go」
チーフプロデューサー:大和健太郎(テレビ東京)
プロデューサー:藤野慎也(テレビ東京)、清水啓太郎(松竹撮影所)、加藤賢治(松竹撮影所)
制作:テレビ東京 / 松竹撮影所
キャスト
宮本浩:池松壮亮
田島薫:柄本時生
小田三紀彦:星田英利
甲田美沙子:華村あすか
大芝:新名基浩
岡崎部長:古舘寛治
安達辰也:高橋和也
益戸景:浅香航大
島貫康治:酒井敏也
中野靖子:蒼井優
神保和夫:松山ケンイチ
宮本武夫:新井英樹
(c)「宮本から君へ」製作委員会