ドラマ「宮本から君へ」追加キャストに柄本時生、星田英利、華村あすから

上段左から田島薫役の柄本時生、宮本浩役の池松壮亮、甲田美沙子役の華村あすか。下段左から小田三紀彦役の星田英利、岡崎部長役の古舘寛治、大芝役の新名基浩。

新井英樹原作によるテレビドラマ「宮本から君へ」の追加キャストが発表された。

「宮本から君へ」は、不器用で熱い文具メーカー・マルキタの新米営業マン・宮本浩の成長を描いた物語。ドラマでは宮本役を池松壮亮が務め、監督は真利子哲也、主題歌はエレファントカシマシが担当する。

このたび追加キャストとして発表されたのは、宮本の同期でよき相談相手・田島薫役の柄本時生、宮本や田島の上司・小田三紀彦役の星田英利、自動車メーカー・トヨサンの受付嬢で、宮本が一目ぼれをする女性・甲田美沙子役の華村あすか。また宮本の同期・大芝役を新名基浩、宮本の尻拭いをするマルキタ営業部の岡崎部長役を古舘寛治が演じる。ドラマ「宮本から君へ」は4月6日24時52分より放送開始。

柄本時生(田島薫役)コメント

関西弁が圧倒的に大変だったことと、宮本と田島の距離感であったり、キャラクターの暑苦しさ、図々しさが、平成生まれの僕に表現出来るかどうかわからなかったのですが、僕なりに頑張れたのではないかと思っております。
今の平成という世の中とは真逆の、暑苦しくて鬱陶しいくらいに図々しい作品になっております。是非見ていただきたいと思います。

星田英利(小田三紀彦役)コメント

宮本を見守り、たしなめ、諭し、叱り、怒り、呆れ、というのを欲張って演じずに感情に身を任せること、そして原作がそうであるように、とにかく常に宮本に愛情を持つことを大事にしました。
で、「そう?」と何気ないふりをしましたが、撮影終わりに2人でご飯を食べた時、池松くんから「星田さんの小田さん、すっごいいいんですよ。」と言われた時は本当に嬉しかった。
今がこんな時代だから、今のこんな時代に必要な、池松くん演じる宮本の奥底から噴き上がる無骨で真っ直ぐなパワーを堪能してください。

華村あすか(甲田美沙子)コメント

お芝居の経験のない私が、今の実力で責任を持って新井英樹さんが描いた甲田美沙子を演じきれるのか、正直、躊躇しました。
ですが、この素敵な機会を無駄にせず、自分の今出来る全てを出し切って正面からぶつかっていこう!と思い、撮影に臨ませて頂きました。
美沙子の人柄に、私自身も惹かれ、同じ女性として共感するようなそんな感覚もあり、今でも記憶から消えることのない充実した時間を過ごさせて頂きました。
目が離せなくなる、そんな気持ちを観て感じて頂けたらと思います。

新名基浩(大芝役)コメント

何もかもが初めてづくしで撮影初日の緊張は今でも手に取るように覚えています。大芝は、いい加減な奴ですが僕にとっての理想のサラリーマンです(笑)。
楽しんで演じることができました。
「宮本から君へ」は、真っ直ぐすぎる志を胸に全身全霊で突き進んでいく男の話です。宮本に共感できないところも沢山ありますが、「じゃああんたはどうなんですか!」と、いつの間にか胸ぐらをつかまれて彼の世界に引きずりこまれること必至です。是非お楽しみください。

古舘寛治(岡崎部長役)コメント

という職業はなかなか難しいもので、だいたいは待ち状態で、人に選ばれて、呼ばれて初めて仕事ができるのです。
つまり自分で仕事を選ぶということが難しい。選ばれる職業なのです。なので俳がやりがいを感じる仕事をするというのはそうしょっちゅうあることではありません。そんな仕事をする私にとってこの「宮本から君へ」はとても幸せな仕事となりました。
自分の面白いと思うことを共有できる監督との仕事は俳の天国です。その逆は地獄。
天国だった作品の出来上がりがどうだったのか?そこが一番重要ですよね。。。うーん、観るのが怖い。しかし楽しみなのです!

ドラマ25「宮本から君へ」

放送日時:2018年4月6日(金)より毎週金曜24:52~24:23
放送局:テレビ東京、テレビ大阪 ほか

スタッフ

原作:新井英樹「定本 宮本から君へ」1巻~4巻〈太田出版〉
監督・脚本:真利子哲也
主題歌 : エレファントカシマシ「Easy Go」
チーフプロデューサー:大和健太郎(テレビ東京)
プロデューサー:藤野慎也(テレビ東京)、清水啓太郎(松竹撮影所)、加藤賢治(松竹撮影所)
制作:テレビ東京 / 松竹撮影所

キャスト

宮本浩:池松壮亮
田島薫:柄本時生
小田三紀彦:星田英利
甲田美沙子:華村あすか
大芝:新名基浩

(c)「宮本から君へ」製作委員会

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