「逃げ上手の若君」最終27巻発売記念、松井優征が入手した古文書をマンガ化

「逃げ上手の若君」27巻 ©松井優征/集英社

松井優征「逃げ上手の若君」の最終27巻が本日10月2日に発売された。これを記念した特別動画、描き下ろしマンガが公開された。

「逃げ上手の若君」は、鎌倉幕府の総帥・北条高時の次男として生まれた北条時行を主人公に描く、史実をベースにした逃亡譚。鎌倉幕府滅亡の後、北条家の生き残りである北条時行が動乱の世を生き抜いていく姿が描かれる。週刊少年ジャンプ(集英社)で2021年1月から、2026年2月まで連載された。単行本27巻には、本編の完結後に週刊少年ジャンプに掲載された読切「逃げ上手の若君 PRESENT DAY」を収録。「もし時行たちが現代に生まれたらどうなるのか」という物語が描かれている。

特別動画はジャンプ公式YouTubeチャンネルのジャンプチャンネルにて、2本が公開された。1本は作品を通して描かれた時行の一生を動画で振り返る完結記念動画。もう1本は松井と東京大学史料編纂所の木下竜馬氏による対談動画となっている。対談のテーマは、松井が2026年春に木下氏の声がけによって入手した「逃げ上手の若君」ゆかりの古文書について。古文書は重要文化財級の価値があると考えられる「日根文書(ひねもんじょ)」、そして新発見の「足利尊氏下文(あしかがたかうじくだしぶみ)」「饗庭命鶴丸書状(あえばみょうづるまるしょじょう)」の3種があり、木下氏の解説を交えて2人がトークを繰り広げている。

また古文書のうちの1つである「饗庭命鶴丸書状」を松井が全6ページで描き下ろしマンガ化。特設サイトでは、この描き下ろしマンガに加え、3種の古文書の撮影画像も公開中だ。なおこれらの古文書は、現在、東京大学史料編纂所が保管し、公開・保存に向け、同所内の史料学協創センターのプロジェクトとして研究が進められている。