松虫あられ「林檎の国のジョナ」がCREA「夜ふかしマンガ大賞2026」に輝く
ライフスタイル誌・CREAの「CREA夜ふかしマンガ大賞2026」に、松虫あられ「林檎の国のジョナ」が選出。本日9月7日発売の同誌2026年秋号で発表された。
2022年秋に誕生し、今年5回目の開催となる「CREA夜ふかしマンガ大賞2026」。今年は特別選考委員として、フリーアナウンサー・俳優の宇垣美里、マンガ家のつづ井、お笑い芸人・ニッチェの江上敬子と近藤くみこの3組4名を迎えた。特別選考委員は事前に作品を推薦し、選考座談会の末、編集部とともにベスト10を選出した。
「林檎の国のジョナ」は体型にコンプレックスを持つ主人公・ジョナこと加藤アリスが、祖母の家に住む林檎農家の青年・正市と出会い、教員という職を通して新たな気付きを得ていく物語。作品は双葉社のwebアクションで連載されている。松虫からは受賞記念イラストとコメントが寄せられた。また宇垣は「いつでもまっすぐなジョナを応援したくなります」、ニッチェの江上は「偏見を持つ人たちの描き方がリアルで、考えさせられる作品」、つづ井は「多数派の『普通』からあぶれがちな人にやさしい目線を注ぎつつ、勇気を与えてくれます」とそれぞれ作品について語っている。
なおCREA WEBでは「夜ふかしマンガ特集」と題した特設ページを開設。マンガに関するオリジナルコンテンツが続々公開されていく予定だ。
松虫あられ受賞コメント
これまで大賞をいただくという経験が多くなかったので、シンプルに“嬉しい”という気持ちです。この作品は、『満たされなさとどう向き合えばよいか』をテーマに描きはじめました。共感しやすいエピソードが多いというお声をいただきますが、その共感だけにとどまらず、自分が共感できない人やものに対する考え方を、一度立ち止まって考え直すきっかけになれば幸いです。津軽弁が分からないという感想もいただくのですが、全部は分からなくても、雰囲気で楽しんでほしいと思っています。
「CREA夜ふかしマンガ大賞2026」ベスト10ラインナップ
1位:松虫あられ「林檎の国のジョナ」(双葉社)
2位:冬野梅子「復讐が足りない」(講談社)
3位:かわじろう「あたらしいともだち かわじろう短編集」(マガジンハウス)
4位:西村隆・大橋ユウ「ドラゴンの胃でおやすみ」(講談社)
5位:豊林サカネ「ふたりバス」(小学館)
6位:邑咲奇「鶴子はまだ四十五だから!」(小学館)
7位:板垣巴留「ウシミツガオ」(秋田書店)
8位:絹田みや「友達だった人 絹田みや作品集」(光文社)
9位:古田青葉「かみちゃんがいればマル」(KADOKAWA)
10位:ハッピーゼリーポンチ「君にかわいいと叫びたい」(KADOKAWA)
