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映画「となりのとらんす少女ちゃん」ポスタービジュアル とら少らからコメントも到着

とら少原作による実写映画「となりのとらんす少女ちゃん」が、11月7日より東京・新宿K’s cinemaほかで全国順次公開されることが決定。併せて、ポスタービジュアルが解禁された。

トランスジェンダーの人々の日常を描いた短編集の一編「未来から来たとらんすちゃん」をもとに、実写映画化される「となりのとらんす少女ちゃん」。ジェンダーの境界が身体的にも心理的にも濃く引かれるようになっていく思春期に、周囲との違和感を抱き始めた主人公・ユウタが、未来からやってきた“もう1人の自分”ユウカとの対話を通して、自分らしい生き方を探求していく物語だ。映画では大阪を舞台に、男女の単純な二元論では捉えられない複雑な感情や、既存のカテゴリーやラベルでは表現しきれない心の揺らぎを、ユーモアを交えながら描き出す。

脚本・監督・プロデューサーを務めるのは東海林毅。未来からやってきたユウカ役を中川未悠、シングルマザーの母と暮らす中学2年生のユウタ役を髙橋蒼太が演じる。また、ユウタの母親役としてはるな愛が出演。この発表に合わせ、原作者のとら少と東海林監督、自身もトランスジェンダー当事者で主演の中川からはコメントが到着した。

とら少(原作)コメント

前を向ける物語が好きです。前を向こうと足掻いている人が好きです。いろんな納得できないことや飛び越えられない想いを抱えながら、両手いっぱいの水をなんとかこぼさないように生きている人が好きです。ユウタと未来から来たユウカもそんなふたりです。
映画の舞台は大阪の下町です。私の地元でもあります。劇中には男の子だった頃の私が歩いていた商店街も出てきます。あの頃の私は両手いっぱいに抱えた水をぼたぼたこぼしながら歩いていました。そんな過去を愚かだと憎んだこともありました。
それでも歩いていたら時が経っていました。女性として生き、素敵な人たちと出会っていました。気が付けば、わたしの漫画が映画になっていました。
とはいえ相変わらず両手いっぱいに水を揺らしています。なので今ならこう言えます。
「まあそんなもんやで」
この映画を観た皆さんにも少し肩の力を抜いて笑ってもらえたら嬉しいです!

東海林毅(監督)コメント

僕は青春映画が少し苦手です。なぜならそこに自分の姿がほとんど見当たらないからです。思春期、性的マイノリティの子供たちは部活や恋愛といった「普通の青春」を送る前にまず自分自身と向き合うことを迫られます。なぜ自分は親や友達と違うのか?自分は間違った存在なのか?と悩みながら、手探りで自分と社会を接続していく苦しい季節。突き放した言い方をすればそれが性的マイノリティにとっての「青春」なのかもしれません。
この「青春映画」はそんな中学生だった自分に届けるつもりで製作しました。素敵な原作を提供してくださったとら少さん、自身に問いかけるように丁寧に演じてくださった中川未悠さんに感謝申し上げます。コメディ映画なので皆さんぜひご笑覧くださいませ。

中川未悠(ユウカ役)コメント

皆さんは過去に戻りたいと思ったことはありますか? 私は何度も思ったことがあります。あの時、早く行動に移しておければ。とか、あの時、もっと勉強していたら。とか……タラレバを言ってしまったり。
でも、きっと未来は自分で切り開いて行くことに意味があるんですよね。過去があるから今の私がいる。
この作品は悩みや葛藤を抱えながらも前に進もうとする主人公の姿に、私自身もたくさん勇気をもらいました。観てくださる皆様の未来に光が入り込むような作品です。
笑いあり、涙ありな映画となとらをぜひ、応援よろしくお願いいたします。

映画「となりのとらんす少女ちゃん」

2026年11月7日(土)より東京・新宿K’s cinemaほか全国順次公開

スタッフ

原作:とら少「となりのとらんす少女ちゃん」より「未来から来たとらんすちゃん」(在野社)
脚本・監督・プロデューサー:東海林毅
音楽:渡邊崇
撮影:神田創
照明:丸山和志
録音:大町響槻
サウンドデザイン:佐々井宏太
美術:青木大使、山本史織
編集・VFX:東海林毅
ヘアメイク:タナカミホ
スタイリスト:後藤安里(DEXI)
助監督:小池匠
ラインプロデューサー:卜部直樹
ロゴデザイン・宣伝美術:東かほり
アソシエイトプロデューサー:在野社、アカルク、アウト・ジャパン、有川理恵
制作協力:Office UR
製作・制作:みのむしフィルム
配給:ミカタ・エンタテインメント

キャスト

中川未悠、髙橋蒼太、竹内大騎、寺山武志、石坂大志、久留飛雄己、田仲ゆら、水野阿修羅、イシヅカユウ(声)、はるな愛