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シーモア×「マンガ沼」板垣恵介が刃牙、森田まさのりが太尊をライブドローイング

コミックシーモアとバラエティ番組「川島・山内のマンガ沼」とのコラボイベント「コミックシーモア presents マンガ沼ライブ」の第2回が、本日5月30日に東京・ニッショーホールで開催された。

今年の登壇者は

「川島・山内のマンガ沼」は、マンガ好きの川島明(麒麟)と山内健司(かまいたち)が、これから話題になりそうなマンガをプレゼンしたり、マンガ家を招いて裏エピソードを語ってもらったりする番組。そのリアルイベントとなる今年の「マンガ沼ライブ」には、番組MCの川島と山内のほか、板垣恵介、森田まさのり、「マンガ沼ライブ」のゲスト出演権争奪バトルを勝ち残った関太(タイムマシーン3号)、原田泰雅(ビスケットブラザーズ)が登壇した。

板垣が刃牙、森田が太尊を1枚の色紙に描き下ろす

イベントは、板垣と森田に質問を投げかけるコーナー「レジェンドマンガ家のダブル生ガチアンケート」からスタート。配信なしとのことで、テレビでは語れない裏話が次々と明かされていく。続いて、板垣が「グラップラー刃牙」の範馬刃牙、森田が「ろくでなしBLUES」の前田太尊を1枚の色紙に描き下ろすコラボ企画「ライブドローイング」を実施。板垣が先攻、森田が後攻を務め、両者はそれぞれステージに用意された机に向かう。板垣は水色の鉛筆でアタリを付け、色紙を回しながら、刃牙の左半分の顔を筆のようなタッチで仕上げていく。最後に刃牙の目に色が入れられ、命が吹き込まれた。後攻の森田は黒鉛筆でアタリを取りながら、マジックペンに持ち替え、唇を尖らせる太尊の横顔を描写。太尊の髪を描く段階になると、森田が板垣の絵に干渉しないかを気にしだす一幕も見られた。2人のイラストが完成すると、レジェンドによる共作を目の当たりにした川島ら出演者や観客からは、感嘆の声が漏れた。

やってるorやられてる

終盤では、「刃牙」シリーズと「ろくでなしBLUES」のコマ画像を使ったクイズコーナー「やってるorやられてる」を展開。出演権争奪バトルで惜しくも敗れたムーディ勝山、谷口(フースーヤ)も参加し、手渡されたうちわを使って、攻撃している瞬間か、攻撃されている瞬間かをジャッジしていく。最後まで勝ち残った人にはライブドローイングで描かれた色紙のレプリカが贈られるとあって、参加者一同は真剣な眼差しでクイズに挑戦。作者すらも思い出せないシーンが登場するなど、会場が大きな盛り上がりを見せる中でイベントは幕を閉じた。

板垣先生の横に描けて光栄

イベント終了後には、川島、山内、板垣、森田への囲み取材も行われた。ライブドローイングをした感想を聞かれると、板垣は「こういうことになるんだろうなと想定していた通りな感じですね。うん、楽しかった」と振り返る。森田は、「実は構図を決めて何度も練習していたんですよ。バッチリ描けるようになったと思ったら、本番では全然その構図じゃ描けないってことになって。そこは苦労しましたけど、板垣先生の横に描けて光栄でした」と喜びを語った。そんな2人が出演したことについて、山内は「今回すごいおふたりが出てくれたことで、次のオファーの“かまし”になるなと。『板垣先生、森田先生にOKいただいたんですけど』と言える状態になりましたんで。次回からもいろんな先生に出ていただきたいなと思います」とイベントの展望を話した。

板垣作品、森田作品の魅力

川島と山内には、板垣作品、森田作品の魅力について質問が及んだ。川島は「共通して読んでるほうが熱くなる。手に汗握るっていうのが例えじゃなくて、本当に自分たちが一番多感な時期に“漢”、これを見せてくれた。自分たちが逆境に立ったときとかに思い出すマンガでもあるので、この2人しか描けないマンガっていうのが、一番の魅力ではないかと」と言い、作品への深い愛着をにじませる。一方、山内は「そのジャンルのトップというか。『ロールプレイングゲームって何』って言われたら、俺は『ドラクエ』が浮かぶんですけど、『格闘マンガって何』って言われたら、『刃牙』が浮かぶし、『ヤンキーマンガって何』って言われたら、『ろくでなしBLUES』が浮かぶ。もうそのジャンルのトップのマンガだなっていうイメージですね」と、ジャンルの代名詞となっている両作品の存在感を語った。

マンガ家になってよかったこと

マンガ家として、互いに長いキャリアを築いてきた板垣と森田。マンガ家になってよかったことについて尋ねてみると、板垣は「マンガ家をやりたくてしょうがなくて、公務員も辞めて、バイトをやって掴んだ仕事なわけよ。きつかったことのほうが少ないんだと思うんだよね。なりたくてなっているので、よかったというよりはこうして生きていけていることが幸せ」と心情を述べる。それを聞いて、川島は「今(川島、山内、板垣、森田の)4人とも夢が叶ってる最中ですよ。ありがたいです」と共感する。森田は、「僕は実家がお寺なんですけど、本当は後を継がなきゃいけない立場だったんです。でも、4年目で絶対連載を取って、取れなかったら諦めてお寺を継ぐという約束で、東京に出て来たんですね。それでしっかり連載を持てて、ある程度人気作品も描けて。胸を張ってマンガ家だぞって言えるっていう、今のこの状況が一番うれしいですね」と思いを伝えた。

(c)コミックシーモアpresentsマンガ沼ライブ