アニメ「メジャーセカンド」光役・西山宏太朗が藤原夏海の大吾ぶりを賞賛

2018年3月13日2018年3月13日 editor

左から佐藤光役の西山宏太朗、茂野大吾役の藤原夏海。

満田拓也原作によるテレビアニメ「メジャーセカンド」の試写会が本日3月13日に東京・NHK放送センターにて開催。その後行われた会見に茂野大吾役の藤原夏海、佐藤光役の西山宏太朗、渡辺歩監督、制作統括の米村裕子氏が登壇した。

会見ではまず米村氏が、前作「メジャー」では天才肌の主人公だったことに触れ「（今作の主人公は）テレビを観ている今の子供たちと同じような、等身大の主人公になっております。大吾ががんばる姿を見て、子供たちが勇気付けられるようなアニメになればいいかなと思っております」と前作とは違った魅力があるとコメント。試写を終えた藤原は「改めて素晴らしい作品に関わらせていただいているんだなというのを感じました」と涙を浮かべながら思いを語る。西山は藤原が試写のときから泣きそうになっていたことを冗談めかしながら明かして場を和ませつつ、「大吾と光という対照的な2人が、どうやって惹かれ合っていくのかにも注目していただけたらなと思います」と今後の展開に触れ作品をアピールした。

西山はアニメ化が決まったときのことについて「家にも（メジャーの）マンガがあって父、兄も愛していた作品だったので、その続編に出演できると決まったときは、とてもうれしかったです」と喜びを語る。渡辺監督は「（前作の主人公である）吾郎の物語が、その息子を中心にまた広がるっていうのはすごいなと思う。アニメと同じように大吾たちと共に成長していきたいなという思いはあります」と意気込みを口にした。

続いて自身が演じる大吾と似ている部分を聞かれた藤原が「表には出さないんですけど、負けず嫌いなところとか」と話すと、すかさず西山が「（表に）出てますね、こだわるところはすごいこだわったりとか、そういうところは（藤原が）大吾に似てるなと思っています。アフレコブースの中でもみんな『大吾だ』『大吾だね』なんてよく話してる」と藤原の大吾ぶりを賞賛。それを聞いた藤原は「そう言っていただけるとうれしいですよね、がんばれるのでもっと言ってください（笑）」と語り笑いを誘った。

作品が父と子の物語でもあることに触れ、大吾と光それぞれの父親役である森久保祥太郎、森田成一から受けたアドバイスについて聞かれた藤原は「ボールを投げるシーンの演技が上手くできなくて悩んでいたときに、森久保さんから細かく指導していただいて、そのときに“おとさん”感をすごく感じて、『これはおとさんや！』ってなりました」と述懐。西山は「森田さんから『メジャー』は1本の筋の通った作品なんだよ、と教えていただきました。でも、だからといって気を使いすぎず、思うがままにやってくれとメッセージをいただきました。本当にお世話になっています」と先輩への感謝を述べた。

そのほかアニメ放映前の3月24日には関連番組「アニメ『メジャーセカンド』まもなくプレーボール！」の放送も決定。お笑い芸人のナイツとモーニング娘。’18の牧野真莉愛がMCを務め、前作「メジャー」の魅力や新作アニメの見どころが紹介される。番組には現役メジャーリーガーの前田健太選手らがVTR出演することも告知されている。