バレエダンサーが「パリに咲くエトワール」を語る座談会動画、バレエ描写を絶賛
谷口悟朗が監督・原作で携わるオリジナル劇場アニメ「パリに咲くエトワール」より、バレエ団・K-BALLET TOKYOのダンサーが同作を語るコラボ座談会動画が公開された。
「パリに咲くエトワール」は、文化的に花開いた20世紀初頭のパリを舞台にした物語。画家を夢見るフジコと、薙刀の名手ながらバレエに心惹かれる千鶴が、パリで壁にぶつかりながらも夢を追い求めていく。K-BALLET TOKYOは日本を代表するバレエダンサー・熊川哲也が総監督を務める団体。座談会にはファーストソリストの木下乃泉、ソリストの大久保沙耶、ファーストアーティストの布瀬川桃子の3人が参加した。映像を観た3人は「脚の持っていき方とか動きの流れ、ポーズの間の通り道がすごいきれいで、正しいところを通っている」「(バレエの)テクニカルな部分まで描写されている、バレエダンサーじゃないと気付かないと思います」と、細かい描写に驚きと賛辞を送る。さらに自身がバレエダンサーを志した当時のことをフジコと千鶴に重ねて振り返った。なお本日2月19日に公開されたのはコラボ動画の“第1章”。近日中に、別のダンサーたちによるコラボ座談会動画“第2章”が公開される予定だ。
さらに自身もバレエ経験者であるバレエ作画監督・やぐちひろこのコメントも到着。実際に専門家の踊りをモーションキャプチャして、それを3DCGに反映した参考の動画から原画担当がラフを起こし、それをチェックしたうえでレイアウトとラフ原画に入っていったそうで、「バレエは先端が綺麗なことが大事なので。そういう要点については、最初の段階で、つま先の伸ばし方や手の使い方などについての注意事項をまとめて、原画さんに共有しました。そのほかポジション、姿勢、目線といったものも実際に忠実に描くことで、バレエの持つ余韻も含めて伝えられたらと思って描きました」と注力ポイントを明かす。また世界のバレエダンサーが幼少期から踊りを始めることから、千鶴はプロを目指すには年齢的に遅いと前置きし、「千鶴はあの年齢からバレエを始めて、プロに追いつけるほどの天才ではあるんですよね。だから基本の動きも含めて、最初からうまく描いています。ただ、谷口監督と話をして、武道(薙刀)をやっていたから関節が開かない、股関節が硬いという設定にして、それを踊りには反映しています。非常に細かい所ですけれど」とこだわりを伝えている。
「パリに咲くエトワール」は3月13日に公開。監督を谷口、脚本を吉田玲子、キャラクター原案を近藤勝也が務める。キャストにはフジコ役に當真あみ、千鶴役に嵐莉菜が名を連ねている。
劇場アニメ「パリに咲くエトワール」
2026年3月13日(金)全国公開
スタッフ
原作:谷口悟朗・BNF・ARVO
監督:谷口悟朗
脚本:吉田玲子
キャラクター原案:近藤勝也
キャラクターデザイン:山下祐
リサーチャー:白土晴一
美術監督:金子雄司
色彩設計:柴田亜紀子
撮影監督:江間常高
キャラクター演出:千羽由利子
3DCG監督:神谷久泰
編集:廣瀬清志
プロップデザイン:尾崎智美
メカデザイン:片貝文洋
音響監督:若林和弘
音楽:服部隆之
アニメーション制作:アルボアニメーション
製作:「パリに咲くエトワール」製作委員会
配給:松竹
キャスト
當真あみ、嵐莉菜
早乙女太一、門脇麦、尾上松也、角田晃広、津田健次郎
榊原良子、大塚明夫
甲斐田裕子、藤真秀、興津和幸、小野賢章、名塚佳織、唐沢潤、村瀬歩、内山夕実、岩崎ひろし、永瀬アンナ
黒沢ともよ、矢野妃菜喜、生天目仁美
(c)「パリに咲くエトワール」製作委員会
