進化を遂げた世界で人間の恋愛は…今井大輔が描く近未来SF「セツナフリック」
「クロエの流儀」「古都こと」などで知られる今井大輔の単行本「セツナフリック」が、本日2月20日に発売された。
Webサイト・Championタップ!で連載された「セツナフリック」は、科学が進歩した近未来の恋愛模様を描くオムニバスSF。単行本には人間の運勢が数値化された世界が舞台の「ラッキーポイント」、遺伝子を登録することで“運命の相手”に出会えるサイトが登場する「ただの運命」、ロボットに自我を移して自分自身の介護を行うロボットが生み出すドラマを描く「ピンチヒッター」など、全5話を収録している。
そのほか週刊少年チャンピオンやヤングチャンピオン(ともに秋田書店)に掲載された読み切り2作と、「ピンチヒッター」と同じ設定の描き下ろし1本も収められた。Championタップ!では収録作のうち「バーチャメモリー」を公開中。書泉・芳林堂では購入者に特典を用意している。
なお3月1日には、今井によるコンビニを舞台にした短編集「こちら、あたためますか?」が発売。新刊が2カ月連続刊行されることを記念し、今井のサイン色紙が当たるフェアが実施される。応募には「セツナフリック」と「こちら、あたためますか?」の単行本帯に付属している応募券2枚が必要。詳細は単行本の帯で確認を。