「ガンダムビルド」新作に、ガンダム初心者の鈴木福「わからなくても面白い」

「ガンダムビルドシリーズ」新作発表会の様子。左から創通の代表取締役社長・出原隆史氏、バンダイの常務取締役CGO(チーフガンダムオフィサー)・垰義孝氏、鈴木福、サンライズの取締役・佐々木新氏、サンライズのプロデューサー・小川正和氏。

アニメ「ガンダム」シリーズの新作発表会が、本日2月2日に東京・THE GUNDAM BASE TOKYOで開催された。

イベントには創通の代表取締役社長・出原隆史氏、バンダイの常務取締役CGO(チーフガンダムオフィサー)・垰義孝氏、サンライズの取締役・佐々木新氏、サンライズのプロデューサー・小川正和氏が出席。まず垰氏から挨拶とともに、「ガンダムビルド」シリーズの最新作として、今春よりテレビ東京系にて「ガンダムビルドダイバーズ」の放送がスタートすると発表される。

スクリーンではネットワーク世界を舞台に、たくさんの仲間たちと前に進んでいくストーリーをイメージしたという「ガンダムビルドダイバーズ」のキービジュアルも解禁。その後、小川氏より「本作最大の特徴はネットワーク世界へダイブし、その中でガンプラバトルを行う点です。バトルの種類はさまざまで、1対1形式のもの、フォースと呼ばれる複数の“ダイバー”で構成された部隊同士で戦うもの、ゲームが用意したミッションを行うものなど、ネットワーク世界ならではの幅広いガンプラバトルが繰り広げられます」と新たな「ガンダムビルド」シリーズをアピールする。

続いて「ガンダムビルド」シリーズの関連商品として、ガンプラやカプセルトイ、食玩などの情報が続々と明らかに。また公式サイトで配信中の本編へと繋がるプロローグ映像が、ここで初めて公開される。上映後にはゲストの鈴木福が壇上に登場。プロローグ映像について鈴木は「カッコよかったですね。クジョウ・キョウヤが強かったです。ガンダム自体は詳しくはなかったんですけど、わからなくても面白いぐらい迫力のある映像でした。次(続き)も見てみたいです」と、本作への期待を語る。

主人公のミカミ・リクは、クジョウ・キョウヤに憧れてガンプラバトルの世界に入っていったというキャラクター。鈴木は「あのバトルを見ていたらやっぱそう思いますよね。僕も戦いたくなってしまいました」とはにかみながら話す。また登場人物それぞれが、自分の好きな姿になってネットワーク世界に登場する本作。司会に「自分だったらどんなキャラクターになりたい?」と聞かれると、鈴木は「リクの冒険家みたいなカッコいい格好と、ロンメルみたいなかわいい系があるけど、やっぱり僕はカッコいい系かな!」と答える。

トーク中には鈴木がガンプラ好きの父親とガンタンクのプラモを作ったと話し、司会に「シブいですね!」と突っ込まれる一幕も。鈴木は「今までは自分がガンダムに乗って戦うストーリーだったけど、自分が作ったガンプラをオンラインで戦わせるというのにびっくりしました。ロボット同士で戦うのは難しいかもしれないけど、これだったらやってみたいなって思います」と「ガンダムビルドダイバーズ」についてについての印象を述べた。

「ガンダムビルドダイバーズ」は電脳仮想空間(ディメンション)内でガンプラを使用したさまざまなミッションを楽しめる最新ネットワークを舞台に、中学生のミカミ・リクを主人公にした物語。ミカミ・リク役で小林裕介、ヒダカ・ユキオ役で藤原夏海といったキャストが名を連ねており、監督は綿田慎也が務める。詳細は本作の公式サイトにて確認を。

「ガンダムビルドダイバーズ」

放送時期:2018年春
放送局:テレビ東京系列

スタッフ

企画:サンライズ
監督:綿田慎也
原作:矢立肇富野由悠季
シリーズ構成:木村暢
キャラクターデザイン原案:ハラカズヒロ
キャラクターデザイン:戸井田珠里
メカニックデザイン:大河原邦男、海老川兼武、阿久津潤一、石垣純哉、形部一平、寺岡賢司、寺島慎也、柳瀬敬之、鷲尾直広
アクション監督:大張正己
チーフメカアニメーター:久壽米木信弥、宇田早輝子
美術:スタジオ なや
音楽:木村秀彬
企画協力:バンダイ ホビー事業部
制作協力:ADK
製作:テレビ東京・サンライズ・創通

キャスト

ミカミ・リク:小林裕介
ヒダカ・ユキオ:藤原夏海
ヤシロ・モモカ:稗田寧々
サラ:照井春佳
クジョウ・キョウヤ:笠間淳
ロンメル:速水奨

(c)創通・サンライズ・テレビ東京