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本日12月25日はオスカルの誕生日!「ベルばら」場面カット公開

池田理代子原作による劇場アニメ「ベルサイユのばら」より、本日12月25日が誕生日であるオスカルの場面カットが公開。さらに本編歌唱シーンの一部もお披露目された。

オスカルは女として生まれながら将軍家の跡取り“息子”として厳しく育てられた男装の麗人。王妃のマリー・アントワネットに、若くして仕えることとなる。“女”として生まれ“男”として生きる中で、自らの人生に悩み、やがて身分や性別を乗り越えて、自分で選んだ道を進み人生を懸命に生き抜いていく。場面カットにはそんなオスカルの凛々しい姿や、珍しく弱々しい目をした姿が収められた。

公開された歌唱シーンで歌われているのは「The Rose of Versailles」。藤林聖子が作詞を担当し、キャラクターの思いを表現した歌詞をメインキャストであるオスカル役の沢城みゆき、アントワネット役の平野綾、アンドレ役の豊永利行、フェルゼン役の加藤和樹が歌い上げている。なお同楽曲は映画の公開に先がけて本日より各配信サービスにて配信されている。

また挿入歌集、サントラの発売も決定。音楽プロデューサーを務めた澤野弘之と劇伴制作をメインに担当したKOHTA YAMAMOTOからはコメントも寄せられた。澤野は「キャストの方が歌われた劇中歌とは別に、挿入歌としてコーラスをフィーチャーした楽曲や英語詞のロック曲も制作しました。劇中でのボーカルによるサウンドアプローチとの違いも楽しんでいただければ幸いです」とメッセージを送り、KOHTA YAMAMOTOは「本作は最新のアニメーション技術だけでなく、澤野さんの挿入歌を多く使用した音楽演出など、2025年公開作品としての現代的なエンタテインメント性も兼ね備えた作品だと感じています。そのため作品の見せ場の一つであるアクションシーンなどでは劇伴音楽としても現代的なアプローチを取り入れることで現代版の『ベルサイユのばら』を表現できればと考えました。その一方で登場人物の心情を表現するような場面などでは生楽器を使用したクラシカルなアプローチにすることで作品の世界観とのバランスを取るように心がけました」と楽曲へのアプローチを明かした。なお本コメントを含むインタビューの全文はサウンドトラックに封入されるブックレットに掲載される。

劇場アニメ「ベルサイユのばら」は2025年1月31日公開に公開。男装の麗人・オスカル、オーストリアから嫁いできた王妃のマリー・アントワネットらが、栄華を誇る18世紀後半のフランス・ベルサイユで時代に翻弄されながらも、それぞれの運命を美しく生きるさまが描かれる。

劇場アニメ「ベルサイユのばら」

2025年1月31日(金)全国ロードショー

スタッフ

原作:池田理代子
監督:吉村愛
脚本:金春智子
キャラクターデザイン:岡真里子
音楽プロデューサー:澤野弘之
音楽:澤野弘之、KOHTA YAMAMOTO
アニメーション制作:MAPPA
製作:劇場アニメベルサイユのばら製作委員会
配給:TOHO NEXT、エイベックス・ピクチャーズ
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ

キャスト

オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ:沢城みゆき
マリー・アントワネット:平野綾
アンドレ・グランディエ:豊永利行
ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン:加藤和樹
アラン・ド・ソワソン:武内駿輔
フローリアン・ド・ジェローデル:江口拓也
ベルナール・シャトレ:入野自由
ルイ16世:落合福嗣
ジャルジェ将軍:銀河万丈
マロン・グラッセ・モンブラン:田中真弓
ナレーション:黒木瞳

(c)池田理代子プロダクション/ベルサイユのばら製作委員会