水上悟志の和風バトルファンタジー&短編集が2冊同発、4月にはSF新連載が始動

「二本松兄妹と木造渓谷の冒険」

水上悟志の単行本「二本松兄妹と木造渓谷の冒険」と「水上悟志短編集 放浪世界」が、本日1月10日に同時発売された。

「二本松兄妹と木造渓谷の冒険」はアワーズGH(少年画報社)にて連載された和風バトルファンタジー。怪異絡みの仕事を請け負う“拝み屋”の兄妹・二本松朱彦と雪緒が、退魔師に追われる座敷童の少女・ねりねと出会ったことから物語が動き出す。一部書店では「二本松兄妹と木造渓谷の冒険」の購入者に特典を配布。少年画報社の公式通販サイト・GAHO-SHOPにて1月中旬より、同作に登場する「零堂式神すずめ」のぬいぐるみ3個セットも販売される。

一方の「放浪世界」は水上にとって4冊目の短編集。74ページにおよぶSF作品「虚無をゆく」のほか、ある双子姉妹に訪れた変化を描く「竹屋敷姉妹、みやぶられる」、魔法のランプを手にした中年男性が3つの夢を叶える「今更ファンタジー」など全5編が収められている。とらのあなでは「放浪世界」の購入者に特典としてクリアファイルを、COMIC ZINではイラストカードを進呈する。

なお水上は4月30日発売のアワーズGH6月号より新連載をスタート。こちらは「SF大作」になると予告されている。