珈琲「ワンダンス」来年TVアニメ化、制作はマッドハウス×サイクロングラフィックス

珈琲によるお祝いイラスト。

珈琲「ワンダンス」が、2025年にTVアニメ化。BTSなどの振付を担当するダンサー・RIEHATAをダンスプロデューサーに迎え、制作をマッドハウスとサイクロングラフィックスが手がける。

月刊アフタヌーン(講談社)で連載中の「ワンダンス」は、自分の気持ちをうまく表現できない吃音症の高校生・小谷花木(こたにかぼく)と、人目を気にせずダンスに没頭する同級生・湾田光莉(わんだひかり)を軸にした青春譚。2人が言葉の要らない“フリースタイル”なダンスの表現に挑んでいくさまを描く。10言語で出版されており、北米のマンガ賞「You Should Read This Manga 2023」では「アニメ化を期待する作品」として賞を受賞。明日8月22日に単行本の最新13巻が発売され、翌23日発売の月刊アフタヌーン10月号では表紙を飾る。

アニメ化を記念し、珈琲からはお祝いイラストとコメントが到着。イエローを基調としたイラストには、花木と湾田の躍動感あふれる2ショットが収められた。またアニメの公式SNSおよび公式サイトもオープン。公式Xアカウント(@wandance_info)では珈琲への質問キャンペーンが実施される。

珈琲(原作者)コメント

漫画は音が出ないし動きもしない。
その代わり、実際のダンスや音楽には無い別の長所がある。
それは「読者の想像力の中で動きや音を補完してもらえる」という点。
場合によってはそれは実際に観たり聴いたりするよりも感動を覚えるかもしれない。
今回映像化するにあたって、ある程度実際に動きと音が付くことになる。
そこで現実的に忠実な見え方を再現しようとすると、漫画の映像化という意義があまりなくなってしまう気がするので、実験性、即興性をもってケレン味たっぷりに遊んでいただき、想像してなかったような映像を作り上げていただけたら大変嬉しいと思います。
皆さんにも楽しんでもらえたら嬉しいです。

TVアニメ「ワンダンス」

2025年放送開始

スタッフ

原作:珈琲「ワンダンス」(講談社)
ダンスプロデューサー:RIEHATA
アニメーション制作:マッドハウス×サイクロングラフィックス

(c)珈琲・講談社/ワンダンス製作委員会