アニメ「KING OF PRISM」シリーズ最新作「KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-」が、本日8月16日に公開。東京・新宿バルト9では一条シン役の寺島惇太、鷹梁ミナト役の五十嵐雅、如月ルヰ役の蒼井翔太、高田馬場ジョージGS / 池袋エィス役の小林竜之、菱田正和総監督が登壇する「祝・公開初日!最速駆けつけ舞台挨拶」が開催された。
ファンにとって待望となる、シリーズ本格再始動の作品を観終えたばかりの観客からは大きな拍手と歓声が巻き起こる。寺島は「皆さん、お待たせしました!」と挨拶し、五十嵐が「みんなお帰り!」と呼びかけると、観客は「ただいまー!」と大きな声でレスポンスした。続く蒼井は「やっと会えましたね」と優しく語りかけ、小林は「皆さん楽しんでますかー!」と会場の熱気を煽る。今作より“総監督”となった菱田は、監督以上にさまざまな仕事をするため、総監督という肩書きに至った経緯を語り、「最初は『総帥はどうか』という提案だった」と就任までの裏話を明かした。
作品を観た感想を聞かれ、寺島は「言葉にできないのが『キンプリ』。“これぞキンプリ”というのを開始すぐに味わえた」と4年ぶりに再始動した「キンプリ」シリーズについて思いを馳せる。五十嵐は今回新規で挿入された“CM”について言及し、「何このCM! 最高!」と大興奮。続く蒼井は「みんなのプリズムショーを改めて観ることが出来てうれしかった。ルヰのプリズムショーの中にシンとのショーの感動や愛があるなと思った」と振り返る。小林は以前より「キンプリ」シリーズのファンで、出演が決まる前から映画の応援上映に行っていたことを明かし、「ジョージのCGが、来たー!」と今作で登場した高田馬場ジョージのプリズムショーに喜びの表情を見せた。菱田総監督は「完成してから上映まで不安しかない」と総監督ならではの思いを吐露しながらも、作中の新規シーンに触れ、「笑ってもらえてよかった」と素直な思いを口にした。
舞台挨拶ではエンディング主題歌「LINK WORLD」の話題も。レコーディングについて寺島は「『キンプリ』らしさがちりばめられた曲。数年ぶりのシンとしての歌唱だが、曲を聴いたらすぐに感覚が戻ってきた」と思い返す。五十嵐は「最初に楽曲を聴いたときワンフレーズで『これがキンプリだ!』と思った」とまたしても大興奮の様子。さらに『キンプリ』恒例となった“嘘予告”こと、制作が決まっていない次回作の予告風映像の話を振られた蒼井と小林は「『何あれ!?』だよね」と顔を見合わせる。蒼井から飛び出した“嘘予告”に関する内緒話に客席から期待の声がこぼれたところで、トークコーナーは幕を閉じた。
最後に小林は、観客へ向けて「これからも皆さんのプリズムの煌めきを世界中にばら撒いていきましょう!」とコメント。「皆さんの愛を4年越しに受け止められた気がする」と語る蒼井には、観客は拍手で応える。五十嵐は「ここにいる皆さんが核となってどんどん盛り上げていきましょう!」、菱田は総監督も「再始動として動き始めたこの作品。この先どうなるかは皆さんにかかっていると思っています。もっともっと煌めきを広めていただければ」とそれぞれファンへ呼びかけた。そして寺島が“嘘予告”に言及しながら、「22世紀を待たずしてまた皆さんとハグできた。あの嘘予告を本当にしたいだろー!」と叫ぶと、会場は大きな声援で埋め尽くされる。最後は「Music Ready Sparking!」という、おなじみとなったコール&レスポンスで締めくくられた。
「KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-」
公開ちゅう
スタッフ
総監督:菱田正和
脚本:青葉譲
キャラクターデザイン:松浦麻衣、原将治
CGディレクター:乙部善弘
プリズムショー演出:京極尚彦、乙部善弘、今中菜々
プリズムジャンプ原案:加藤大典
音楽:石塚玲依
音響監督:長崎行男
原作:タカラトミーアーツ、シンソフィア、エイベックス・ピクチャーズ、タツノコプロ
アニメーション制作:タツノコプロ
配給:エイベックス・フィルムレーベルズ
製作:KING OF PRISM Project
キャスト
一条シン:寺島惇太
太刀花ユキノジョウ:斉藤壮馬
香賀美タイガ:畠中祐
十王院カケル:八代拓
鷹梁ミナト:五十嵐雅
西園寺レオ:永塚拓馬
涼野ユウ:内田雄馬
如月ルヰ:蒼井翔太
大和アレクサンダー:武内駿輔
高田馬場ジョージ:杉田智和
高田馬場ジョージGS / 池袋エィス:小林竜之
神浜コウジ:柿原徹也
速水ヒロ:前野智昭
仁科カヅキ:増田俊樹
(c)T-ARTS/syn Sophia/エイベックス・ピクチャーズ/タツノコプロ/KING OF PRISM Project