裏那圭「ガチアクタ」2025年TVアニメ化!“奈落”から這い上がる孤児の少年の物語
裏那圭「ガチアクタ」が2025年にTVアニメ化。キックオフビジュアルとPVが公開された。
「ガチアクタ」は、犯罪者の子孫たちが暮らすスラム街に生まれた孤児の少年・ルドを主人公にしたバトルアクション。育ての親であるレグトと共にスラム街に住むルドは、常人離れした身体能力を武器に生計を立てていた。ところがある日、身に覚えのない罪を着せられ、あらゆる汚れが流れ着く“奈落”へと落とされてしまい……。週刊少年マガジン(講談社)で連載中で、単行本の最新11巻が6月17日発売される。
TVアニメ化の発表にともない、裏那からはお祝いイラストとコメントが到着。「好きなアニメが画面に映し出されるのをテレビの前に座って今か今かと待っていたチビ時代。そんなチビ時代の将来の夢の中には、自分の漫画がアニメ化すること、大好きなボンズさんに手掛けてもらうことが含まれていました。アニメ『ガチアクタ』画面の前で共に楽しみましょう」と綴っている。またgraffiti designを手がけた晏童秀吉からは「動く『ガチアクタ』を観れるのが楽しみです!隅々までお楽しみに!」といったコメントが寄稿された。
監督は「有頂天家族」や「SHIROBAKO」、「THE FIRST SLAM DUNK」などの演出を手がけた菅沼芙実彦に決定。シリーズ構成は瀬古浩司、キャラクターデザイン・総作画監督は石野聡がそれぞれ務める。またアニメーション制作はボンズが担当に。菅沼、瀬古、石野からは意気込みを綴ったコメントが寄せられている。
キックオフビジュアルには「世界が変わる。すべての常識が覆る。」というキャッチコピーとともに、奈落に落ちていくルドの姿が。PVは原作イラストやアニメのカット、そして晏童によるグラフィティアートが融合し、圧巻の仕上がりとなった。そのほか「ガチアクタ」のパネルイベントが、7月4日から7日までアメリカ・ロサンゼルスで開催されるアニメイベント「Anime Expo 2024」に出展決定。ボンズ、エイベックスのプロデューサー、作品担当編集を交えたトークイベントが展開される。
菅沼芙実彦(監督)コメント
『ガチアクタ』の監督を務めさせていただくことになりました菅沼芙実彦です。
この作品の持つ独特な世界観と熱量を120%でお届けできるよう、それから
ファンの方もアニメからご覧になる方も皆楽しめる作品になるよう頑張って参ります!
瀬古浩司(シリーズ構成)コメント
ストリート・ワイズ――『ガチアクタ』を読んだ時、真っ先に頭に浮かんだ言葉がこれでした。裏那先生と秀吉さんが学校の教室ではなく、ストリートで身を以て学び、時には痛い目を見て、それでも逞しくサヴァイヴしてきたことで得た知見や見識がこの作品の随所に散りばめられている。と僕は思っています。だからこそページをめくる度に荒削りで不器用だけれど真っ直ぐで力強く、そしてどこか懐かしいオールド・スクールなストリートの風を感じます。僕はそのような作品を心から愛してやみません。
石野聡(キャラクターデザイン・総作画監督)コメント
『ガチアクタ』はストーリー、裏那さんの絵、秀吉さんのグラフィティ、作品の世界観全てが魅力だと感じています。
裏那さんが描くキャラクター達の多彩な表情表現・躍動感・デッサン等々全てが凄いです。この魅力ある裏那さんの絵を上手く表現出来ればと思います。
それとカッコイイ、アクションシーンも楽しみにしていただければと思います。
よろしくお願いいたします。
TVアニメ「ガチアクタ」
スタッフ
原作:裏那圭 / 晏童秀吉(「ガチアクタ」講談社「週刊少年マガジン」連載中)
監督:菅沼芙実彦
シリーズ構成:瀬古浩司
キャラクターデザイン・総作画監督:石野聡
アニメーション制作:ボンズ
製作:「ガチアクタ」製作委員会
(c)裏那圭・晏童秀吉・講談社/「ガチアクタ」製作委員会