演劇「ハイキュー!!」古舘春一も太鼓判の「やんねーの?」を須賀&影山が観賞

左から須賀健太、影山達也。

古舘春一原作による「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』」のトークイベントが、千葉県・幕張メッセにて開催されている「ジャンプフェスタ2018」のネルケプランニングブースにて本日12月16日に行われた。

トークイベントには日向翔陽役の須賀健太と影山飛雄役の影山達也が出演。まず10月まで上演されていた「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“進化の夏”」について須賀は「今までの演劇『ハイキュー!!』は試合がメインの作品で、手に汗握るような公式戦の数々だったんですが、『進化の夏』は合宿や夏を満喫する高校生らしい部分をフィーチャーした作品でした。(演劇『ハイキュー!!』は)4作目だったんですけど、新鮮な気持ちでやらせていただけましたね」と回想する。一方で同公演から影山飛雄役にキャスティングされた影山は、「毎公演緊張していて、『今日は大丈夫かな、大丈夫だよね?』って周りに聞いていました(笑)。本当に体力勝負でしたね」と語った。

そして2人は「演劇『ハイキュー!!』」について、それぞれがセレクトしたお気に入りシーンの映像をスクリーンで観賞しながらトークを展開。須賀は合宿中の試合で新しい速攻を試すことを躊躇する影山に対し「やんねーの?」と問いかけるシーンをチョイスし、「このシーンは通称『やんねーの?』と言われているんですが、原作を読んでいるときからすごく大好きで、演劇でどうやろうかと話し合いながら作ったシーンなんです」と説明する。また古館が「演劇『ハイキュー!!』」を観賞した際に良かったセリフとして「やんねーの?」を挙げていたと明かし、「先生がそう言ってくださったので、『やんねーの?』と言っている日向をスタッフTシャツにしてもらったんです。わざわざTシャツ用にビジュアルを撮り下ろしたんですよ!」と上着の下に着用したTシャツを披露した。

一方で影山は、速攻の練習中に発生した日向と影山による取っ組み合いの喧嘩のシーンをセレクトする。同シーンについて影山は「(喧嘩のシーンを演じるうえで)段取りは少し決めていたんですけど、舞台上で起こることを大切にしようという話になって。ガチガチに喧嘩していて生傷が絶えなかったですね(笑)」と振り返った。

その後観客に向け、須賀と影山が劇中で踊ったダンスの振り付けをレクチャーすることに。大勢の観覧者が詰めかけたブースで2人は、烏野、梟谷、音駒の3校が戦う様子をイメージした「三つ巴ダンス」を披露し、観客とともにダンスを楽しんだ。

トークイベントのラストには2018年4月から6月にかけて上演される「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“はじまりの巨人”」の話題に。影山が「風のうわさで聞いたんですが、いままでの『ハイキュー!!』で次が1番(舞台上を役者が)動くんじゃないかって……」とこぼすと、須賀はすかさず「もういい!」とうなだれる。しかし2人は「体を鍛えてがんばらないとな」と公演に向け決意を新たにした。このほか会場では「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“はじまりの巨人”」のビジュアルも公開された。

なお「ジャンプフェスタ2018」のネルケプランニングブースでは「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』」をはじめ、「ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』」「ミュージカル『テニスの王子様』」「學蘭歌劇『帝一の國』」の衣装を展示。さらにパネル展示コーナーや、フォトスポットも設けられている。

(c)古舘春一/集英社・ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会