アニメ「となりの妖怪さん」に結川あさき、比嘉良介、梶裕貴 制作はライデンフィルム

「となりの妖怪さん」ティザービジュアル (c)noho・イースト・プレス/「となりの妖怪さん」製作委員会

noho原作によるTVアニメ「となりの妖怪さん」のキャスト情報、スタッフ、ティザービジュアル、ティザーPVが一挙公開された。

2024年4月に放送開始される「となりの妖怪さん」。妖怪と人、神様が暮らす世界に存在する小さな町・縁ヶ森町を舞台に、ほのぼのした日常の中で起こる不思議な物語が描かれる。キャストとして、好奇心旺盛な人間の女の子・むーちゃんこと杉本睦実役を結川あさき、むーちゃんを見守るカラス天狗のジローこと縁火山次郎坊役を比嘉良介、普通の猫として生きてきたのに、思いがけず猫又になってしまったぶちお役を梶裕貴が担当。監督を「リーマンズクラブ」を手がけた山内愛弥が務め、アニメーション制作はライデンフィルムが手がける。

ティザービジュアルには、入道雲と新緑が輝く山峰を背に、日差しを浴びながら田んぼ道を散歩するぶちお、ジロー、むーちゃんが登場。ティザーPVは、どこか懐かしくやさしい気持ちになれる映像に仕上げられた。またPV内には、結川演じるむーちゃん、比嘉演じるジロー、梶演じるぶちおのキャラクターボイスが収録されている。

原作者のnohoからはアニメ化を喜ぶコメントと応援イラストが到着。また結川らキャスト陣からは、原作を読んだ感想などのコメントが寄せられた。

nohoコメント

担当編集さんから「アニメ化します!」の電話をもらった時は思わず「ウッソだ~!」と笑いましたが、ウソじゃありませんでした。原作者としてできるかぎり関わらせていただいて、制作陣の皆さんが作品の本質的な部分と向き合って、尽力してくださっているのを感じて、わくわくドキドキしています。これまでの応援と、アニメ化で繋がったいろんなご縁に感謝しながら、放送を楽しみにしています……!

結川あさき(杉本睦実役)コメント

原作を読んだ感想

妖怪さんと、人と神様が共に暮らしているのがごく普通な世界のお話ですので、 妖怪さんたちが持つ能力なども当たり前に日常に溶け込んでいます。
そのため、日常で起こるちょっとしたトラブルでさえも、妖怪さんが一緒にいるとまた違った新鮮さがあり、新しい妖怪さんが登場する度にどのように暮らしているのだろうと想像が膨らみました。

印象など、自身が演じる役柄について

まだ幼いながらも、自分の大切なものが何なのかを理解していて、それを守るために行動できる優しい人だと思います。
大切なものと真っ直ぐに向き合う姿は変わらないまま、物語が進むごとに、さらに強く優しく成長していく、むーちゃんと素直に向き合いたいと思って演じさせていただきました。

ファンへ一言

ゆっくり流れる日常は穏やかで、みんなのやり取りに癒されます。
対して、時々発生するトラブルを前にした時の人間と妖怪さん、神様たちの連携は痛快です。
作中では、人間も妖怪さんもたくさんのキャラクターが登場し、それぞれに活躍する場面がありますので、きっと「推し妖怪」ができるのではないでしょうか!
是非、「となりの妖怪さん」をよろしくお願いいたします!

比嘉良介(縁火山次郎坊役)コメント

原作を読んだ感想

妖怪と人と神様が一緒に暮らしている。という非現実感と、作品で起こる出来事やキャラクターの考えなどが、現実でもよくあることだというのが絶妙なバランスだなぁ~と感じました!

印象など、自身が演じる役柄について

第一印象は穏やかで優しい感じで、“こういう柔らかな雰囲気の人になってみたいな~”と、
僕自身もジローに対してちょっとした憧れみたいなものがあったのですが…
回を重ねる毎にだんだんと、“あれ?もしやあんまり参考にしない方がいいのかも?”というような考えになってきました(笑)
なんとも不思議なキャラクターでしたね。

ファンへ一言

となりにいてくれる人への感謝と言葉を伝える事の大切さが、この作品に触れて自分が強く感じた事なので、
その気持ちがお芝居を通じてこの作品のファンの皆様にも伝わると嬉しいです!
よろしくお願いいたします。

梶裕貴(ぶちお役)コメント

原作を読んだ感想

とても繊細で、あたたかい世界が広がっていました。でも、優しいだけじゃない。ネガティブな感情にも、真正面から向き合っている作品なんです。ファンタジーな空気感を纏いつつ、現実もちゃんと見据えているところが共感を生むのだろうなと感じました。心のデトックス。

印象など、自身が演じる役柄について

ぶちおの声質と役づくりについては、何通りもの可能性が想像できたので、どこに照準を合わせていくべきか、オーディションの時は非常に悩みましたね。猫又としては生まれたてでも、生き物としてのキャリアはあるわけで……そんな“子ども感”と“大人感”のバランスが大事なキャラクターなんだろうなと、アフレコが始まってからも常に試行錯誤しつつ作り上げていきました。でも何より……とにかく可愛らしい子ですよね!(笑)大好きです!

ファンへ一言

実は、アフレコは全て完了しております。なので……ようやく皆様にお知らせできるタイミングがやってきて、とても嬉しいです!この作品には、たくさんの人間や妖怪たちが登場します。きっと、その中に一人は自分と似ているキャラクターが見つかるはず。ぜひ心重ねて作品世界に没頭し、笑って泣いて、癒されてください。放送をお楽しみに!

「となりの妖怪さん」

2024年4月放送開始

スタッフ

原作:noho(出版社 イースト・プレス『となりの妖怪さん』)
監督:山内愛弥
シリーズ構成:金春智子
キャラクターデザイン:阿部慈光
プロップデザイン:安藤暢啓
美術監督:坪井健太
色彩設計:小野寺笑子
撮影監督:長谷川奈穂
音楽:エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ、Blue Bird’s Nest
音響監督:八巻大樹
アニメーション制作:ライデンフィルム
製作:ABCアニメーション

キャスト

杉本睦実:結川あさき
縁火山次郎坊:比嘉良介
大石ぶちお:梶裕貴

(c)noho・イースト・プレス/「となりの妖怪さん」製作委員会