作家・長嶋有の小説をコミカライズする「長嶋有漫画化計画」の第2弾が始動。雁須磨子、コナリミサトらが参加している。
「長嶋有漫画化計画」は2012年に光文社より発売された書籍。第2弾の作品は11月よりwebアクションにて順次公開され、11月22日に「いろんな私が本当の私」のタイトルで単行本化される。作品ラインナップと作画担当も発表され、雁が「三の隣は五号室」、コナリが「もう生まれたくない」、丹羽庭が「今も未来も変わらない」、鶴谷香央理が「問いのない答え」、三本阪奈が「舟」、米代恭が「三十歳」をコミカライズしていく。
また本日9月22日に企画第1弾となる「長嶋有漫画化計画」の電子版が、KindleとGoogle Playブックスで先行配信された。「長嶋有漫画化計画」では萩尾望都が「十時間」、衿沢世衣子が「ぼくは落ち着きがない」、カラスヤサトシが「夕子ちゃんの近道」、島田虎之介が「猛スピードで母は」、100%ORANGEが「女神の石」、よしもとよしともが「噛みながら」、フジモトマサルが「ねたあとに」、陽気婢が「エロマンガ島の三人」、小玉ユキが「泣かない女はいない」、うめが「パラレル」、島崎譲が「THE BUNGO」、吉田戦車が「ジャージの二人」、オカヤイヅミが「佐渡の三人」、ウラモトユウコが「サイドカーに犬」、河井克夫が「タンノイのエジンバラ」をコミカライズしている。電子化にあたり、長嶋有が11年前を振り返り、現在を語る書き下ろし原稿「電子版あとがきと補遺」を追加収録。webアクションでは萩尾の「十時間」と衿沢の「ぼくは落ち着きがない」が公開されている。