新訳「鏡の国のアリス」佐々木マキが80点の挿絵を描き下ろし、BOXセットも販売

「鏡の国のアリス」

「うみべのまち」「やっぱりおおかみ」などで知られる佐々木マキが挿絵を描き下ろした、ルイス・キャロル「鏡の国のアリス」の新装版が亜紀書房より刊行された。

「不思議の国のアリス」に続く、「アリス・シリーズ」の完結編となる同作。前作と同様、英文学者の高山宏による新訳にて展開されている。佐々木によるイラストは80点あしらわれ、祖父江慎と鯉沼恵一(cozfish)がブックデザインを担当した。

また「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」2冊のBOXセットも数量限定にて発売。佐々木が1970年代初頭に描いた「アリス」のイラストを使用した、ポストカードも3枚付属する。

なお「鏡の国のアリス」には谷川俊太郎、BOXセットの「不思議の国のアリス」には江口寿史、柴田元幸からのコメントがそれぞれ寄せられた。