池井戸潤「空飛ぶタイヤ」のコミカライズ連載BE・LOVEで、大谷紀子が執筆

「空飛ぶタイヤ」扉ページ。

池井戸潤の小説「空飛ぶタイヤ」のコミカライズ連載が、本日12月1日発売のBE・LOVE24号(講談社)にてスタートした。

「空飛ぶタイヤ」は、トレーラーのタイヤ脱落事故と大手自動車メーカーのリコール隠しをテーマにした池井戸の代表作。第28回吉川英治文学新人賞を受賞し、2009年にWOWOWでテレビドラマ化、さらに2018年6月15日には長瀬智也(TOKIO)主演での実写映画公開も決まっている。

マンガは「すくってごらん」や「おとむらいさん」で知られる大谷紀子が担当。BE・LOVE24号に掲載された第1話では、父の後を継ぎ、小さな運送会社を経営する赤松徳郎の会社のトラックが、タイヤの脱輪事故を起こしてしまう。死傷者まで出てしまった事故の原因を、一方的に整備不良とされた赤松は、その結論に納得できず真実を証明しようと奔走する。

そのほか今号には、「カレは女とシたことない。」や「わたしはあなたの犬になる」などで知られる都陽子が初登場。普通の男子高校生・村田と同級生・望月さんの関係を描く読み切り「愛しいアクマ」が掲載された。なお今号より3号連続で新連載がスタート。12月15日発売の次号BE・LOVE2018年1号からは月ヶ瀬ゆりの「うつ妊!」、12月28日発売の2号からは、欧坂ハル「世にも不実なピアノソナタ」が始動する。