手塚治虫の初期から中期作品までの扉絵集、原画の傷みや変色もあえて残し収録

「手塚治虫扉絵原画コレクション1950-1970」

手塚治虫扉絵原画コレクション1950-1970」が、本日11月30日に玄光社より発売された。

本書は、手塚の初期から中期作品の扉絵を集めた作品集。雑誌掲載時の扉絵から原画が現存するものに絞り、2000点以上の候補の中から約600点が厳選された。補正は最小限にとどめ、原画の傷みや修正跡、経年変化による変色などもあえて残し、モノクロ原稿もフルカラーで掲載。また単行本未収録の扉絵も多数収められた。

なお関連本として、手塚のマンガテクニックを改めて解説した「手塚治虫 映画手法のマンガ的表現を学ぶ」も発売されたばかり。あわせてチェックしてみては。