映画「尾かしら付き。」8月18日公開、木村昴・新内眞衣ら追加キャストや予告編解禁

2023年6月14日2023年6月14日 editor

「尾かしら付き。」ポスタービジュアル。

佐原ミズ原作による実写映画「尾かしら付き。」の公開日が8月18日に決定。併せて、ポスタービジュアルと予告編動画、追加キャスト6人の情報が公開された。

ポスタービジュアルには小西詠斗演じる宇津見快成と、大平采佳演じる樋山那智が公園の滑り台の上で話す姿などが収められ、「私の初恋の人には『しっぽ』がありました。」というキャッチが添えられた。

また、大人になった宇津見と那智を佐野岳と武田梨奈が演じることが明らかになった。そのほか、日焼けサロンの店員・葛城楓太役を木村昴、那智の姉・樋山志穂役を新内眞衣、快成の両親・宇津見ホア役と宇津見龍成役を、土井ケイトと長谷川朝晴が担当する。武田、木村、新内、土井、長谷川からはコメントも到着。武田は「大人になった二人の未来を繊細に受け継ぎたいと強く想いました」と演技についての思いを語った。

予告編の映像は、大人になり結婚生活を送る快成と那智が「生まれてきた子どもに、もし“しっぽ”が生えていたら……」と悩みを吐露するシーンから始まる。中学生時代の回想では、那智が快成のしっぽをみて驚くシーンや、快成が那智のまっすぐな思いに惹かれていく様子などが切り取られた。2人の恋模様や成長が、Hilcrhymeが原作マンガを読んで書き下ろした主題歌「UNIQUE」とともに収められている。なお「UNIQUE」は本日6月14日よりショートバージョンが、7月22日よりフルバージョンがApple Music、Spotifyほかで配信される。

映画「尾かしら付き。」は、お尻に生えた豚のような尻尾を隠している少年・宇津見と、彼に寄り添おうとする少女・那智が、“みんなと違う”ということに戸惑い、傷つきながらも心を通わせる物語。同作は埼玉で開催される映画祭「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2023」の特別上映作品にも選出され、同映画祭内で7月22日に上映される。

武田梨奈（樋山那智／大人役）コメント

脚本を読んだ時、快成と那智の真っ直ぐな矢印にドキドキが止まらなかった。
だからこそ大人になった二人の未来を繊細に受け継ぎたいと強く想いました。
実際に現場で過ごした日数は僅かでしたが、あの時感じた那智の胸の痛みや、快成への愛おしさは今でも思い出せます。
そこに愛があれば、コンプレックスもプラスに変えられる力があるんだと二人は証明してくれたような気がします。

木村昴（葛城楓太役）コメント

主人公2人をコミカルに見守りながらも、ときにはハッとするような一言を言ったり。ぼくにもこんなお兄ちゃんがいたらなーと想像を膨らませながら、陽気な楓太を演じさせていただきました！ご覧くださる皆さまに楽しんでいただければ幸いです！

新内眞衣（樋山志穂役）コメント

那智のお姉さん役を演じさせていただきました。
しっかりしたお姉さんでいなきゃという強い思いもありつつ、妹が羨ましいなと思う一面もあって、しっかりしているけど、人間味のある役です。
人はそれぞれ悩んでいる部分があって、大切な人へそれを包み込める余裕がある人間でありたいなと思うようなきっかけをもらえる作品です。是非劇場にお越しください。

土井ケイト（宇津見ホア役）コメント

人と違ってもいい、と思えることは、私たちにとって実はとても大変なことだと思います。肌の色が違っても、話す言葉が違っても、好きになる性別が違っても、例えしっぽが生えていても、皆心があって悲しみや喜び、愛を感じる。確かに周りと同じように生きれば怖くないかもしれない。でも本当は、それぞれが全く違う色でカラフルに輝いているはず。この映画は、また自分の色を見つけるきっかけをくれる、そんな作品だと思います。

長谷川朝晴（宇津見龍成役）コメント

全ての元となる選択をした主人公の父親を、短い撮影日数ではありましたが、楽しく演じさせて頂きました。ちょっとしたやり取り、行動、親子の関係性などから、色々と感じ取って頂けたら嬉しく思います。観て頂ければきっと暖かい気持ちなる映画だと思います。是非とも劇場へお越しください、お待ちしています。

映画「尾かしら付き。」

2023年8月18日（金）公開

スタッフ

原作：佐原ミズ「尾かしら付き。」(ゼノンコミックス/コアミックス)
監督：真田幹也
脚本：おかざきさとこ
音楽：Hilcrhyme
主題歌：Hilcrhyme「UNIQUE」（Universal Connect）
企画・製作： EAST WORLD ENTERTAINMENT、埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ
制作：デジタルSKIPステーション、ダブル・フィールド/ SS工房
配給・宣伝：MOVIE WALKER