「刀剣乱舞花丸」イベントで増田俊樹・新垣樽助らが“夏の新垣”ランキング発表

「特『刀剣乱舞-花丸-』~雪月華~スペシャルイベント『花丸満開まつり!』」の様子。

劇場アニメ「特『刀剣乱舞-花丸-』~雪月華~」のイベント「花丸満開まつり!」が、本日6月11日に埼玉・川口総合文化センターリリアメインホールで開催され、14人のキャストが一同に会した。このレポートでは、昼公演の模様をお届けする。

2021年2月に行われた「花丸春一番!」以来、約2年4カ月振りの開催となった「刀剣乱舞-花丸-」の大型イベント。昼公演最初のコーナーとなった、朗読劇には加州清光役の増田俊樹、大和守安定役の市来光弘、へし切長谷部・長曽祢虎徹・千代金丸役の新垣樽助、陸奥守吉行役の濱健人、山姥切国広役の前野智昭、山姥切長義役の高梨謙吾、南海太郎朝尊役の野島健児、水心子正秀役の阿部敦、源清麿役の赤羽根健治が参加し、それぞれのキャラクターの魅力たっぷりに演じて見せた。

続いてのコーナーでは三日月宗近役の鳥海浩輔と新垣を進行役に、「特『刀剣乱舞-花丸-』~雪月華~」で初登場した刀剣男士たちについて全員で振り返る。高梨が「花丸らしいビジュアルがすごく好き。他の刀剣男士との絡みやこの後も楽しみ」と話せば、野島は「コミカルで演じていても楽しかったシーンが多かった」と述懐。阿部は「刀剣男士とはかくあるべきというのを持っていて、それに向かって邁進している」と自身の考えを話し、ゲームでの収録から時間が空いていたので参加がうれしかったという赤羽根は「アニメーターさんががんばってくれたおかげでどのカットも素敵で愛しかない」と感謝を伝えた。さらに、「雪月華」3部作を通した一番のお気に入りのシーンについて話す場面では、豊前江役の八代拓が、「月ノ巻」に登場したビーチフラッグのシーンを挙げる。しかし、篭手切江役の広瀬裕也、桑名江役の伊東健人、松井江役の土岐隼一まで「月ノ巻」に登場した「江たちの初すていじのシーン」だと口を揃えると、4人の中で一人だけ違うシーンを選んだことに八代は焦りを見せつつ「3人一緒なら(先にそのことを)言ってくれるかな!?」と慌てた様子を見せ、会場から大きな笑いが起きた。

続いてのミニゲームコーナー「たくさんのお花を集めよう!!満開花まつり」では進行役を八代と広瀬にバトンタッチ。増田、新垣、濱、土岐、阿部、赤羽根からなるチーム清光と、市来、鳥海、前野、高梨、伊東、野島からなるチーム安定の2チームが、音色だけでどちらの風鈴が高価かを当てる「夏の音色聞き分け対決」で火花を散らした。結果は新垣が一人だけ正解という活躍ぶりで、見事チーム清光が勝利を掴んだ。さらに審神者たちから「夏が始まったらしたいこと」のお題で事前アンケートを募った「花丸満開ランキング」を当てるゲームにも2チームが挑戦。シンキングタイムでは両チームが輪になってにぎやかな様子で話し合い予想を発表した。清光チームは勝手にランキングの内容を「夏の新垣が始まったら何をする?」に変更。クイズそっちのけで独自のランキングを発表する。一方の安定チームのメンバーも、好き放題発言をするなど収拾のつかない事態になり、自由奔放なキャスト陣に進行の野島が「うるせえんだよ(笑)」とツッコミを入れる始末に。最終的にはチーム清光が勝利を手にし、ご褒美をゲットした。

白熱したミニゲームの後は、ふたたび朗読劇へ。書き下ろしの物語をキャスト14人全員で披露し、三日月宗近と豊前江のやりとりに笑いが起こったかと思うと、千代金丸たちの優しい歌声に聞き入ったり、雨上がりに桜の木の下で全員で写真撮影を行うなど、「花丸」らしいほのぼのとした温かい日常の物語を会場中も存分に楽しんだ。キャスト陣の熱演には、温かい拍手が贈られた。

イベントの最後にはキャスト1人ひとりより、ファンに向けて感謝の言葉が贈られる。市来は「久しぶりのイベントということもあって楽しませていただきました。とんでもないバラエティができたり、朗読もみんなでできたりと、懐かしくもあり非常に楽しい時間を過ごさせていただきました。引き続き『刀剣乱舞』を、『花丸』をよろしくお願いします!」とコメント。増田は「2016年から始まって7年、『花丸』という本丸でみんなで楽しく過ごしてきました。また帰ってくるのを切に待ち望んでいきたいと思います。みなさんも、これからも『花丸』という本丸も大切にしてもらえるとうれしいです。ありがとうございました!」と希望を述べた。

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