絵に没頭する天才と凡才のジュブナイルストーリー「色彩味覚」

「色彩味覚」扉ページ (c)林間宮路/集英社

林間宮路の読み切り「色彩味覚」が、本日5月18日に少年ジャンプ+で公開された。

「色彩味覚」は美術部部長・仁藤銀と、彼と同じ学校に通う少女・天金才が織りなす物語。これまで県主催の絵画コンクールで金賞を受賞し続けていた仁藤だったが、あるとき金賞の座を才に奪われてしまう。仁藤は才と勝負して次は自分が金賞を取ると意気込むものの、賞などにはまったく興味がない様子の彼女から「『絵』が好きなんじゃなくて 絵を描くことで人より優位に立つ自分が好きなんでしょう?」と言われ……。絵の天才と圧倒的な敗北感を与えられた凡才のやり取りが描かれる。